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38歳の“愛されキャラ”、上井邦裕が“8度目”の最終日最終組で初優勝を目指す | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 C・キム -12 星野陸也 -12 上井邦裕 -12 4 谷口徹 -11 5 小田孔明 -9 岩田寛 -9 近藤智弘 -9 石坂友宏 -9 9 内藤寛太郎 -8 S・ビンセント -8 順位の続きを見る

8度目の最終日最終組でツアー初優勝に挑む!

8度目の最終日最終組でツアー初優勝に挑む!(撮影:米山聡明)

関西オープンゴルフ選手権競技 3日目◇24日◇有馬ロイヤルゴルフクラブ ロイヤルコース(兵庫県)◇7103ヤード・パー71>

大阪府出身の上井邦裕(かみい・くにひろ)はプロ17年目の38歳。トータル12アンダー・トップタイで3日目を終えて、8度目の最終日最終組から初優勝に挑む。最終日をトップで迎えるのは17年の「RIZAP KBCオーガスタ」以来で、これまでに4度の2位を経験している。

横顔はダンディー

上井は身長180センチで身体能力が高く、ドライバーではキャリー300ヤードを超える飛ばし屋。芹澤信雄率いる『チームセリザワ』の一員で、トーナメントの練習ラウンドでは芹澤に師事する藤田寛之や宮本勝昌とよく一緒に回っている。明るく人なつっこい性格で藤田からは『クーちゃん』と呼ばれ、かわいがられている。

長く「初優勝に一番近い選手」といわれながら、ここまでレギュラーツアーでは勝利なし。一番有名な出来事は10年の「VanaH杯KBCオーガスタ」での2度のホールインワンがある。初日の8番パー3で人生初のホールインワンを記録し、3日目にも8番ホールで再びホールインワンを達成。世界初の同一大会同一ホールでの2度のホールインワンとして、ギネスにも認定されている。

そんな上井は19年には極度のドライバーの不調からシード落ち。右プッシュスライスが出れば、今度は左にフックとかなりの重傷だった。どん底の状態にいたときに谷原秀人、内藤寛太郎、佐藤太地らを教えるプロコーチの吉田直樹氏に出会い、ドライバーの不調から脱出。昨年10月に行われた国内男子ツアーのエキシビションマッチ「ISPS HANDA コロナに喝!! チャリティー・チャレンジトーナメント」ではトータル21アンダーで優勝し、結果も出してきた。今シーズンはQTランク上位の資格でツアーに出場している。

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