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師匠・佐伯三貴の『66』に触発 田辺ひかり、初Vのカギはスマイルラウンド | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 山下美夢有 -9 2 稲見萌寧 -8 3 申ジエ -7 田辺ひかり -7 5 比嘉真美子 -6 吉本ひかる -6 高橋彩華 -6 8 渡邉彩香 -5 安田祐香 -5 10 有村智恵 -4 順位の続きを見る

初優勝に手をかけることができるか

初優勝に手をかけることができるか(撮影:上山敬太)

<フジサンケイレディス 2日目◇24日◇川奈ホテルゴルフコース 富士コース(静岡県)◇6439ヤード・パー71>

スタートホールの1番ホール。初優勝を目指す田辺ひかりは、隣の18番グリーンを見つめていた。全組1番ホールからのスタートで、師匠の佐伯三貴がちょうどホールアウトする時間だった。そこでバーディを奪い高々と右手を突き上げた佐伯の姿を見せつけられた。

今、一番見られている田辺ひかり

弟子入りして3年目。技術からメンタルまでプロゴルファーとしてのあり方を教わってきた。その師匠が2019年11月以来のツアー出場で、この日2番目のスコアをマークした姿は、田辺にとっても刺激になった。

前半はバーディなしの1ボギー。「なかなか前半入らなかったけど」と、思いとは裏腹にスコアを作れない展開。それでも田辺から笑顔が消えることはなかった。「厳しいパーパットをしのいでいましたし、焦ることなくプレーすることができました」。前夜は「笑顔でいなさい」と佐伯からのメッセージ。その言葉を忘れずに、後半の3バーディにつなげた。

「優勝を狙える位置なので頑張りたい気持ちはあるけど、アンダーパーを目指したい」。気持ちはいつもと変わらず。師匠の教えで気持ちを楽に笑顔で18ホールを走り抜ければ、おのずと結果はついてくる。

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