弟との“W活躍”へ！　前週初Vの山下美夢有は「アプローチ」で川奈攻略 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

この日も入念にアプローチを確認した山下美夢有（撮影：GettyImages）

＜フジサンケイレディス 事前情報◇22日◇川奈ホテルゴルフコース 富士コース（静岡県）◇6439ヤード・パー71＞

先週の「KKT杯バンテリンレディス」でツアー初優勝を挙げた山下美夢有が、“武器”のアプローチで川奈攻略を目指す。

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名物の17番パー3など、グリーンを外すと難局を迎えるコースでの練習ラウンドを終えた山下は、「グリーンが小さくてもしっかりパーオンをしたい。ミスで外した時は、砲台が多い。アプローチの高さが必要だし、技術面でも試されると思いました」と、改めて小技の重要性を痛感。普段、練習のほとんどを占めるというショートゲームが要になると考える。

だがそれは今オフ、縁あって指導を受けた中嶋常幸に「アプローチの練習をした方がいい」と言われ徹底的に反復してきた部分。今も目標を『3ヤード刻みの打ち分け』に置き、日々腕を磨いている。それを駆使して、ツアー屈指の難コース・葛城GCで行われた4月の「ヤマハレディース葛城」で優勝争い。そして先週、熊本でうれし涙を流した。「コーライ（芝）で難しい」と話すグリーンにつながるプレーに集中する。

初優勝後には300件以上の祝福メッセージをもらい、「ほんとうに優勝したんだな」ということを実感。今週は1日1000人の上限はあるもののギャラリーが入ることから、さらなる祝福の声にも期待できそうだ。「しっかり集中して、皆さんにいいプレーを見せたい」と、ツアー優勝者としてのプレーを見せる。