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中島啓太、金谷拓実が開幕V争い。松山英樹を追う世界アマランク1位獲得者の使用ギア

アマチュア・中島啓太のバッグ(左)、PING契約・金谷拓実のバッグ(右)(撮影:米山聡明)

国内男子ツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」は、22歳の金谷拓実と20歳の中島啓太が優勝争い。金谷がリードする展開の中、最終ホールで中島も意地のバーディ締めで1打差に迫るなど、未来の男子ツアーを担う若武者2人が、松山英樹の偉業の翌週に躍動した。

世界アマチュアゴルフランキング1位を獲得した選手は、松山英樹、金谷拓実、中島啓太の3人のみ。中島はまだアマチュアだが、プロ入り後にPINGと契約した金谷拓実のセッティングとどう違うのか? 中島自身は「その時に気に入ったクラブを使うだけ」と話すが、2人のクラブを見比べてみたい。

【金谷拓実の使用ギア】
1W:ピンG410 PLUS (9°、THE ATTAS 6X)
3W:ピンG410 LST(14.5°、THE ATTAS 6X)
3U:ピンG410(19°、ATTAS HY IP BLUE 95S)
5I:ピンG710(21.5°、DG AMTツアーホワイトX100)
5I〜PW:ピンi210(DG AMTツアーホワイトX100)
A,S,LW:ピンGLIDEフォージド(52,58,60°、DG AMTツアーホワイトX100)
PT:ピンSIGMA2 ARNA
BALL:ブリヂストン TOUR B X

アマ時代からPINGのクラブに慣れ親しんできた金谷は、上記のヘッド構成を動かすことなく、国内男子ツアーの直近7試合で3勝(アマ時代含む)。その圧倒的な結果が示すとおり、最新作『G425』シリーズが出てもヘッドは不動。だが、パワーアップに伴い、今季はドライバー、3Wのシャフトを同じ『THE ATTAS』で『6X』の軽・硬に変更した。(過去2勝は『7S』だった)かたや、中島啓太の使用ギアはどうか?

【中島啓太の使用ギア】
1W:テーラーメイドSIM2 MAX Type-D(9°、Tour AD XC-6X+、45インチ)
3W:テーラーメイドSIM MAX ROCKET(14°、Tour AD XC-7X、43インチ)
3U:テーラーメイドSIM UDI(20°、Tour AD HY-95X、39.5インチ)
4I〜9I:[N.S.PRO]() MODUS3 TOUR 115S)
P,A,S,LW:[ボーケイ]()SM8(46,50,54,60°、DG AMT S200)
PT:スコッティ・キャメロン

中島はドライバーからアイアンまで、上の9本が[タイトリスト]()という構成。飛ばし屋だが、PGAツアープロたちと同様にドライバーシャフトは『6X』を使用していた。松山英樹の後を追う2人の進化と共に、使用ギアがどう変化するのか、今から目が離せない。

ちなみに、松山英樹のマスターズ優勝ギアは下記。金谷、中島とは違って、超重量級のシャフトを好んで使用している。

【松山英樹の優勝ギア】
1W:スリクソンZX5(9.5°、Tour AD DI-8TX)
3W:テーラーメイドSIM2(15°、Tour AD TP-9TX)
3U:テーラーメイドSIM UDI
4I〜PW:スリクソンZ-FORGED(DGツアーイシューS400)
A,S,LW:クリーブランドRTX4フォージド(52,56,60°)
PT:スコッティ・キャメロンNewport 2 GSS
BALL:スリクソンZ-STAR XV(2021年モデル)

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