
20歳・古江彩佳が今季獲得賞金1億円を突破 「賞金女王になるには目指さないといけない」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 山下美夢有 -14 2 古江彩佳 -9 小祝さくら -9 4 吉田優利 -7 竹田麗央 -7 6 笠りつ子 -6 堀琴音 -6 テレサ・ルー -6 9 イ・ミニョン -5 酒井美紀 -5 順位の続きを見る
プラチナ世代の古江彩佳 “大台1億”突破にも涼しい顔?(撮影:鈴木祥)
<KKT杯バンテリンレディス 最終日◇18日◇熊本空港カントリークラブ(熊本県)◇6501ヤード・パー72>
トップとの1打差を追いかけ2位からスタートした古江彩佳だったが、最終日は「72」とスコアを伸ばせずトータル9アンダー・2位タイで3日間を終えた。優勝した山下美夢有に5打差をつけられての敗戦には、「悔しい」という言葉ももらした。
昨年は3勝を挙げたものの、今年に入ってショットに乱れが出たこともあり、ここまでインパクトのある結果は残せなかった。ただこれについては「全体的にショットはよくなっている。パターもうまくラインが読み切れるようになった」と上向き傾向。「去年の最後に比べるとまだ70〜80%いかないくらい」と決して本調子ではないが、今後に向けても大きな意味をもつ優勝争いとなった。
自身の状態を踏まえたうえで、この結果を見ると「よかったかな」という気持ちも湧き上がる。だが普段あまり感情を言葉にしない古江が、珍しく悔しさをあらわにした。「スタートするときが1打差。今までの2位タイは、“追いつかない”、“頑張っての”2位だった。きょうは上げるでもなく、落とすでもなく中途半端。それが悔しい」というのがその理由だった。
それでも、この結果790万円を稼ぎ今季獲得賞金が1億円を突破(1億431万2325円)した。この感想について聞かれると、「すごいですね(笑)」とあまりピンとこない表情を浮かべた。それでも「賞金女王になるには1億円越えが当たり前。結果的にそこを目指さないといけないと思っていた」と、“目標”に少し近づいたことは実感する。
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