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熊本地震から5年 地元出身の笠りつ子、大里桃子、田中瑞希が思いを語る | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

思いを語った笠りつ子(撮影:岩本芳弘)

<KKT杯バンテリンレディス 事前情報◇14日◇熊本空港カントリークラブ(熊本県)◇6501ヤード・パー72>

本日4月14日は、2016年に発生した熊本地震からちょうど5年。その熊本で行われる「KKT杯バンテリンレディス」の開幕を前に、同県出身の3人が会見を行い、5年が経過した思い、大会への意気込みを口にした。

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5年前、地震が起きたときは大会の開幕前日。大会関係者、選手などに怪我人は出なかったものの、会場の熊本空港CCはクラブハウス内の一部水道管が破裂するなどの被害が出ていた。そして翌15日にコースで関係者、選手で今後の対応を協議。コースは最大震度7を観測した益城町に隣接しており、被災地の状況も考慮に入れて10時に大会の中止を決定した。その後も20年大会は新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止。2年ぶりの開催となる。

出場予定で菊陽町にある自宅が被災した笠りつ子は「怖かったことを忘れられないです」と今でも恐怖は消えることはない。だからこそ、今大会への思いは強い。「熊本地震からの復興はまだなので、それも思いながら忘れずにやっています。最終日をいい位置で迎えられるように、予選ラウンドで自分のゴルフが出来たらいいと思います」と意気込みを話した。

ともに22歳の大里桃子と田中瑞希は当時、アマチュアとして大会に出場する予定だった。大里は「プロアマの日で練習だけだった。次の日に備えていました」と自宅で被災した。

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