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プロゴルファー 大西葵 AOI OHNISHI Vol.3「お気に入りのウェアを着て優勝したい」

鮮やかなウェアに身を包み、果敢なアプローチでグリーンを彩る大西葵プロ。ゴルフ一家に生まれ育ち、2014年にプロキャリアをスタートした。ただし彼女は、栄光が約束された道を歩いてきたわけではない。パターに苦しみ、6年目の2019年にようやく賞金シードを獲得。翌2020年はコロナ禍の難しいシーズンを賞金ランク58位で終え、12月に手首の手術に踏みきった。今年1月には、伊藤有志プロと結婚。プライベートでも転機を迎えた彼女にとって、プロ8年目のシーズンにかける想いは大きい。目標を「とにかく1勝」と定めている。そんな彼女は、どのようにゴルフと出会い、向き合い、研ぎ澄まし、さらに磨いていくのか──。「Smart Sports News」の独占インタビューを3回に分けてお届けする。

ウェアをきっかけにゴルフの裾野を広げたい

──大西プロは、普段からどのようなウェアが好きですか?

まさに今回の「Rosasen(ロサーセン)」の春夏モデルの色使いがすごく好きですね。カラフルで、海っぽい。青や水色、ターコイズが好きですし、私服でも着られるアイテムが多いので、普段からゴルフ以外でも着用しています。

──ロサーセンでは、自らデザインしたウェアも出されていますよね。

ロサーセンと契約させてもらったときに、好きなものをデザインしたらどうかと言ってくださって。ゼビオグループ限定で展開していただけることになり、「楽しみだな」、「面白そうだな」というところから始まりました。

 

──それが「A LINE(以前はサーフライン)」というものですよね。

そうです。デザインにも関わらせてもらいました。

──デザインは大西さんがアイデアを考えているのでしょうか?

私は、気に入ったアイテムの写真を送ったり、生地はこういったものがいいですとお話ししたり、まさに自分が好きなものを伝えています(笑)。それを受けて、デザインサーさんがデザインに落とし込んでくれて、私の頭の中を形にして、さらに良いものに生み出していってくれるイメージですね。

──A LINEは、「自然体」をコンセプトにしているそうですね。

はい。これは「ファッションとゴルフと自分自身を自由に楽しむ。既存の枠に囚われないものづくり。」をコンセプトにしているロサーセンの想いを踏まえているということと、ゴルフ場だけではなく、普段から着られるように、動きやすさなども考えて、デザインや生地に落とし込んでいます。

──デザインに関わり始めて2年ほどですが、どのような想いで取り組んでいますか?

私自身、洋服を着て気分が上がるタイプですし、一般の方もウェアを楽しむ方は多いですよね。そうした楽しさをきっかけに、ゴルフの裾野を広げられたらいいなという想いがあります。

──ロサーセンは、男女共にオシャレですよね。

はい、男の人のほうがややラフな感じで、男女で一緒に着たらすごくかわいいと思います。

──今着用されている「撥水ニットブルゾン」も爽やかで、なおかつスポーティですね。

ライン使いや配色はヴィンテージから着想しているそうですが、色は珍しいグレーですね。それに、カジュアルな見た目だけでなく、最新の機能も入っています。スカートもストレッチ性に優れている生地ですし、ドライで暖かく、そのままでプレーできる履き心地です。

 

──コロナ禍で、ゴルフ人気は高まっていますね。

解放感のある屋外で、感染リスクが低いことや健康増進に加え、ファッション性もあります。でも、そうした楽しみ方を知らない方も多いですから、伝えていけたらいいですね。

 

──どのような人に伝えていきたいですか?

まずは女性ですね。友達を誘って、もしくは誘われて、フラッと出掛けても楽しめると思います。もしかしたら、最初は難しさを感じてしまう人がいるかもしれないですが、芯に当たって飛ぶ感触や、ベストスコアを更新する感覚など、少しだけ頑張ってみると、すぐにハマりますよ。それとやはり、ウェアがカラフルであったり、デザインがかわいかったり、服装が華やかになったことで女性も入りやすいと思いますから、ぜひたくさんの方に始めてもらいたいですね。

──最後に、改めて大西プロの夢を聞かせていただけますか?

やはり、目標は「1勝」です。選手としては、まずはそこしか考えていません。ただし、こうしてウェアを自分でデザインさせてもらえる機会はなかなかないことですし、すごく楽しめています。だからこそ、自分のお気に入りのウェアを着て優勝したいです!

■プロフィール

大西葵(おおにし・あおい)
1994年7月13日、千葉県生まれ。
9歳から競技を始め、プロを目指してゴルフ部のある千葉学芸高校に進学。2014年のプロテストに合格した。プロ入り後はパットに苦しんだが、2019年にアームロックパターを取り入れて調子を上げると、4月の「KKT杯バンテリンレディス」では首位で最終日を迎えるなど奮闘。この試合は2度のトリプルボギーを含む大ブレーキで失速したものの、9月の「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」では、自身ツアー最高順位の2位タイをマークし、初の賞金シードを獲得した。兄は青木瀬令奈プロのコーチ兼キャディを務める大西翔太。2021年1月には、伊藤有志プロとの結婚を発表。転機を迎える今シーズンのツアー初優勝が期待される。

Twitter
https://twitter.com/aapoooiii

Instagram
https://www.instagram.com/aoi_ohnishi/

■クレジット

取材・構成:北健一郎、本田好伸
写真:浦正弘
取材協力:東我孫子カントリークラブ

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