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バックナイン攻略の肝は10番 ティショットの置き場で天国と地獄【安田祐香のオーガスタ“秘密メモ”】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

後半の肝の攻略法は?(撮影:村上航)

いよいよ4月8日から海外メジャー初戦「マスターズ」が開幕する。舞台はもちろん今年もオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ。そんな球聖とよばれるボビー・ジョーンズと名設計家アリスター・マッケンジーが創り出したゴルファー憧れの18ホールを、日本人女性として初めてラウンドし、「私としては回りやすかった。好きなコースです」と話す安田祐香に、グリーンを中心に解説してもらった。

超貴重!これがオーガスタで3位となった秘密メモ

今回は安田が「ここでパーをしっかり取ることができれば乗って行ける」と後半の肝と語る10番、そして上がりの18番の攻略法(ヤーデージはマスターズの数字)。

■10番パー4(マスターズ495ヤード)
オーガスタのバックナインは強烈な打ち下ろしのパー4からスタート。2019年のオーガスタ女子アマでは難易度がナンバーワンだった。1999年に尾崎将司はここでイーグルを奪取。13年にはアダム・スコットがプレーオフ2ホール目だったここでグリーンジャケットに袖を通している。ホール名はカメリア。

【ティショットのポイント】右は絶対に避けたい

まずスキー場のゲレンデのような打ち下ろし。ティショットはホールなりにドローボールを打つと、セカンド地点の傾斜も合わさってランも出て距離を稼ぐことができる。「傾斜で左に落とせばエッジまで160ヤードくらいのところに行ってくれる」。さらに安田のときのようにピンが右にあればさらに狙いやすくなり、パッティングを考えたショットが打ちやすい。だが、まさに天国と地獄。右に行けば長いクラブを持たされシビアで繊細なショットが要求されることとなる。

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