ネリー・コルダは“アマチュア向け”のドライバーで優勝!? 『TSi1』登場で4種類のTSiシリーズが出揃う(No.167597) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報
ネリー・コルダは『TSi1ドライバー』を投入してすぐに優勝(撮影:GettyImages)
畑岡奈紗も出場した米国女子ツアーの今季第2戦「ゲインブリッジLPGA」を制したのはネリー・コルダ(米国)だった。今大会からドライバーをチェンジしていきなり優勝。そのドライバーとはアベレージスイングスピードのゴルファー向けの軽量モデルだというから面白い。
ネリー・コルダは用品契約フリー。彼女のバッグに入っていたのは、1日に発表されたばかりの[タイトリスト]()のドライバーはもともと『TSi2ドライバー』と、多くの海外ツアーの男子プロが使用する『TSi3ドライバー』の2モデルがラインナップされていた。そこに軽量設計でヘッドスピードをもっと上げたいゴルファー向けの『TSi1ドライバー』と、ドライバーのスピン量をもっと減らしたいゴルファー向けの『TSi4ドライバー』が追加された。
『TSi1ドライバー』はツアープロが使用すると考えていなかったため、メーカー側も少し驚いている様子。ネリー・コルダはどうしてこのドライバーを使うことになったのか? ツアー関係者に話を聞くことができた。
「最初は『TSi2ドライバー』をテストして、ボールスピードが2m/s以上アップ。理想に近いところまできていました。でも彼女はたまにヒール寄りのミスをする傾向があったため、フェースセンター寄りに重心がある『TSi1ドライバー』を試してみることに。それで打点の改善と、ミスへの寛容性がより期待できると考えたからです。
ボールスピードが67m/s(ヘッドスピードにすると44〜45m/s)ある彼女にとって、『TSi1ドライバー』は真っ先に勧めるヘッドではありませんでしたが、フィッティングを行うなかですべてのオプションを試しました。結果的に『TSi1ドライバー』のロフト10度、SureFitホーゼルポジションB1、シャフトはグラファイトデザイン『Tour AD IZ』で、10〜15ヤードの飛距離アップと、より安定したショットが実現できたのです。本人は『TSi1』のヘッド形状を気に入り、自信が持てると言っていました」
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