中国ツアーの賞金女王 セキ・ユウティンは『ヒザ曲げ腕立て』で股関節と体幹を同時に鍛える【ゴルフの飛距離アップ】(No.167465) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報
腕立て伏せを1回したら、右ヒザを引き寄せて右ヒジにタッチ。これを左右交互に5回ずつ繰り返す。イスで片足を組んで前傾するお尻のストレッチもユウティンのおすすめ
「地道な練習をしないで、すぐに飛ばせるようになりたい」。そう思っている一般ゴルファーは多いはず。力を入れずに軽く振っているように見える女子プロたちだって、陰ではそうとうな努力を重ねている。中国ツアーの賞金女王・セキ・ユウティンに、普段行っている飛距離アップトレーニングを聞いてみた。
華奢に見えても驚くことなかれ。ユウティンはドライバーで平均240ヤード以上飛ばすことができる。「練習場でスイングしているだけではダメです。柔軟性と筋力が両方ないと飛びませんよ」。ユウティンがスイングを安定させるために、特に重視しているのは股関節のトレーニングだ。
「股関節が硬いと、スイング中に体が左右に流れて、ボールに力が伝わりません。特にスエーする癖がある人は、股関節の柔軟性に問題があります」。座って行う業務が多い人ほど、股関節は固まりやすい。普段使っていないに、ゴルフ場でいきなり股関節を使おうというのも無理がある。かといってアスリートがやるようなきついトレーニングはできっこない。
「家でできる簡単なトレーニングがあります。まず腕立て伏せの姿勢をとってください。1回深く腕立て伏せをしたら、右ヒザを前に引き寄せて右ヒジにタッチして戻す。次にもう一度腕立て伏せをしたら、同様に左ヒザで左ヒジをタッチします。最初はこれを左右5回ずつ繰り返してみましょう」
腕立て伏せは胸筋に刺激を入れるだけでなく、体幹を鍛える効果もある。さらに足を曲げ伸ばしすることで、股関節のストレッチと、より強度の高い体幹トレーニングができるというわけ。これを日々行うことで、股関節を使った軸がブレないスイングが手に入る。練習場でムキになってドライバーを打ちまくるより、まずは股関節に刺激を入れよう。
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