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渋野日向子を超える大逆転が生まれる!? 予選カットラインを引き下げ【21年女子ツアー丸わかり】(No.166889) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

8打差逆転以上のドラマが生まれる可能性も!(撮影:村上航)

3月4日から行われる「ダイキンオーキッドレディス」で幕を開ける2021年の国内女子ツアー。だが、今年は例年にない特別なことが多い年。ということで「21年の女子ツアーで知っておきたいこと」を予習・復習しておこう。今回は「予選カットライン引き下げ」について。

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20年と21年のシーズンが統合されるなか、日本女子プロゴルフ協会(以下JLPGA)は、「より多くの選手に活躍の場を広げられるように」との観点から主催者と話し合い、2月15日時点で14試合の出場人数を増枠した。それに併せて行われたのが、予選カット順位の引下げだ。

これまで予選カット順位は、出場人数に合わせて規定で定められていた(119人以下は50位タイまで、120〜143人は60位タイまで、144人は70位タイまで)。その規定を「2021年に限り、主催者等とJLPGAが合意した場合、決勝ラウンドへの進出人数を増やすことができる」と変更された。

JLPGAのトーナメントでは基本的に決勝ラウンドに進出しなければ賞金はもらえないため、1人でも多くの選手に賞金を分配する狙いもある。ただし、予選カット順位が引き下げられると賞金の分配も変わってくる。細かい計算式は割愛するが、トップ10に入った選手は予選突破人数がどれだけ増えようが変動はない(優勝賞金はほとんどの大会で総額の18%)。一方で、11位以下は予選突破人数が1人増えるたびに0.01%減る計算となる。それだけに、これまで以上に「トップ10」の価値は高まったといえる。

予選カットが引き下げられた大会は、出場人数を増枠した試合もそうでない試合も両方ある。また、日照時間の関係上、増枠大会同様に夏場の試合が多い。例えば、7月の「GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ」(7月16〜18日)は出場人数も増枠したため、120人出場、予選カットは70位タイまでと4日間大会級の規模となった。

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