今年は昨年から地続き 52試合58億7250万円の異例のシーズンが再開へ【21年女子ツアー丸わかり】(No.166559) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報
20年は6試合に出場した渋野日向子 今年は何試合に出場する?(撮影:村上航)
3月4日から行われる「ダイキンオーキッドレディス」で幕を開ける2021年の国内女子ツアー。だが、今年は例年にない特別なことが多い年。ということで「21年の女子ツアーで知っておきたいこと」を予習・復習しておこう。今回は「シーズンが統合したこと」について。
2020年5月25日(月)に日本女子プロゴルフ協会(以下JLPGA)は、小林浩美会長も出席したオンライン会見で新型コロナウイルス感染拡大による大会中止が続く事態を踏まえ、新たに20年と21年を1シーズンとする新たな開催方式などを発表した。このシーズン統合は、19年シーズンに得た資格を「100%に近い形で保障する」ことを約束することが狙いの一つだと説明している。
これにより、1シーズンとしては最多の52試合(20年14試合、21年37試合に新規大会1試合も加わる予定)となる見込みで、公式戦も7試合開催される長丁場のシーズンとなった。賞金総額ももちろん最多で58億7250万円(20年17億3250万円、21年は新規大会を除く41億4000万円)まで増加している。
当然ながら現在はシーズン中であり、20年の部門別ランキングなどの数字はそのまま継続。出場資格も昨年末に行われた増枠QT分を除けば、21年5月に実施予定のリランキングまで(シード選手は秋ごろ実施予定のリシャッフルまで)は引き継がれる。一方で例年にはほとんどなかったシーズン中の長い休みをどう過ごしているのか。大きく変えるのか、維持するのか。昨年活躍した選手、厳しい成績となった選手ともにこれまでにない冬場を過ごしていることだろう。
さらに言えば、例年ならばオフというこのタイミングで新たなクラブメーカーやウェアブランドと契約を結ぶ選手も少なくない。例年ではほとんど見られない、シーズン中での契約変更。こちらもどのような結果となるのか。楽しみにしたい。
Follow @ssn_supersports