飛びすぎは“×” R&AとUSGAが飛距離制限へ新たなルール作りを開始(No.166223) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報
ドライバー、ボールの“飛びすぎ抑制”の流れに拍車がかかる?(撮影:GettyImages)
ゴルフのルールを司るR&Aと全米ゴルフ協会(USGA)は2日、改めて用具メーカーと『飛距離』の制限に向けたルール作りを開始する旨の声明を発表した。
そもそも“ディスタンス・インサイト・レポート”が20年2月から開始されていたものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響もありリサーチが一時中断。その後、同8月に再開されていた。そして、「世界のプロツアーにおいて著しい飛距離の増加は望ましくなく、ゴルフの発展、ゴルフ人口の減少につながる」という大きな懸念が示されていた。
今回の声明では、「飛距離の制限を設けることは、ゴルフの未来を長期的に見据えて大変重要なこと」という立場に立ち、ルール・用具に変更可能な提案を発表。21年11月2日までメーカーや他の団体からの意見を受けつける。
第1は使用するクラブやボールに“ローカルルール”を設ける、というもの。つまりプロやハイレベルなアマチュアのトーナメントにおいて、あえて飛距離の出ない用具を使用することが求められる。これについてUSGAのシニアマネージャー、トーマス・ペゲル氏は、「2つのゴルフルールを設けるものではない。ローカルルールにすることで、トーナメントを主催することがもっと容易になる」と言う。
第2はクラブやボールの性能に関するもの。ボールはサイズと重さ、ドライバーはヘッドの大きさ、シャフトの長さや、フェースの反発係数について見直される。
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