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『再現性の女王』申ジエ ドライバーが曲がらない秘密は“ボール位置”にあり!(No.165620) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

ドライバーは左カカト線上よりボール2個分内側、アイアンは全番手でスタンス中央に置く(写真:相田克己)

かつて米国女子ツアーで賞金女王に輝き、世界ランキング1位に君臨したこともある申ジエ。2014年に国内女子ツアーに主戦場を移してからも実力は衰えることなく、ツアーNo.1と言われる再現性の高いスイングを武器に、6年連続で賞金ランキングトップ5に入っている。昨年は「富士通レディース」と「TOTOジャパンクラシック」で2勝を挙げたジエが、ゴルフ雑誌ALBAの取材に答え、曲がらないドライバーショットの秘密を教えてくれた。

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ジエはドライバーのボール位置に特徴がある。通常、地べたの上のボールを打つアイアンはダウンブロー、ティアップしているドライバーはアッパーブローに打つため、アイアンは体に対して真ん中寄り、ドライバーは左足寄りにくる選手が多い。しかし、ジエのボール位置はドライバーでも左足より内側にある。

「ドライバーだけボール位置を左足の前にするゴルファーは多いですが、それではドライバーだけ違うスイングになります。左足前にあるボールにフェースを合わせようとして、上体が突っ込んでスライスなどのミスが生まれます」。彼女のスイング同様、日本語での説明にもよどみはない。

「私は全番手、左右の体重移動を少なくしてその場で回るイメージで打ちたい。だからドライバーもアイアンもボール位置は真ん中です。ボール位置を揃えるとアドレスしたときのシャフトの角度も近くなるので、同じスイングで打てます。それがスイングの再現性を高める第一歩なのです」

確かにボール位置が同じなら、ドライバーもアイアンも同じような感覚でスイングできそうだ。さらにジエは、フェアウェイウッドとユーティリティでもスタンス中央付近にボールを置いている。だから、どの番手でもスイングの再現性が高く、精度が高い。また、アドレスしたときの重心のかけ方にも曲げないためのポイントがあるという。

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