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片山晋呉は“若手”をどう見る? 金谷拓実は「ザ・ゴルフ」、石坂友宏は「いいプレーヤー」(No.165290) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

片山晋呉が期待する金谷拓実と石坂友宏 写真はダンロップフェニックスのもの(撮影:米山聡明)

米国男子ツアー公式サイトで、「ソニー・オープン・イン・ハワイ」の優勝予想ランキングで15位に入るなど、海外でも高い注目を集めている金谷拓実。過去に5度の賞金王に輝き、昨年の「三井住友VISA太平マスターズ」の3日目、最終日と一緒に回った片山晋呉は、金谷をどう見ているのか、取材した。

賞金王へまっしぐら! 金谷拓実のドライバーショット【連続写真】

片山は金谷のプレーを「ザ・ゴルフです」という。どういう意味なのだろうか。「彼は自分のやれることしかやらない。やれることのいちばん確率のいいことはなんなんだろうって考える能力はすごい」と片山はいう。もしかして、それは自分のことでは?「僕とは真逆。僕はそれ以上のことをすぐやっちゃう。それが好きなんです」。

アマチュアは難しい状況からピンを無理矢理狙って、大叩きすることがよくある。たとえツアープロだってバーディやパーがほしくて欲は出るもの。確率の低いショットに挑むこともある。しかし金谷は徹底して“やれること”や“確率の高いこと”を積み上げた結果、プロ転向後の国内4試合で7位、5位、優勝、5位と安定した成績を残した。そのなかで、片山が強く印象に残っているのは、金谷が優勝したダンロップフェニックスのプレーだという。

「フェニックスの3日目くらいに、パー5でティショットがフェアウェイに行って、ピンまで残り230ヤードぐらい。そのときに彼は2オンを狙わなかった。多分だけど、その日のフェアウェイウッドがあんまり良くなかったんだと思う。だからあえて刻んで打ってバーディを獲った。あれを見たときにすげーな、と。その辺の確率の出し方がすごいよね」

男子プロでライが悪くなければ、残り230ヤードは十分にグリーンを狙っていける距離。金谷のバッグには5番ウッドは入っていないが、3番ウッドと19度のユーティリティがあるので、狙うにしても難しくはなかったはずだ。

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