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心折れかけ「ひきこもり」の時期も 藤田光里は再起へ向け“ニュースタイル”作りに没頭【“返り咲き”を目指す女の2020年】(No.164492) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

藤田光里は前向きに“大改造”に励んでいる(撮影:福田文平)

時間がかかった2020年初の予選通過が、来年への大きな手応えとなった。藤田光里は今、復活へ向け新たなゴルフスタイルを作り上げようとしている。

藤田光里の“振り袖姿”が美しすぎる

今年11月に行われた20年のステップ・アップ・ツアー最終戦「カストロールレディース」。3日間を21位タイで終えた藤田は、「試合数も少なかったですけど、とりあえず今年初の予選通過。2日目、最終日と(上位選手がスタートする)アウトコースから出られましたし、よかったです」と安堵の表情を浮かべた。

QTランク72位の藤田は、下部ツアーが主戦場という状況でシーズンイン。そこに向け「これまでで一番頑張ろうと思った」とオフは充実した時間を過ごした。まさに心身ともに万全、そんな状態で開幕を迎えるはずだった。

しかし、足踏みをすることになる。突如として猛威をふるった新型コロナウイルスの影響で、バタバタと試合が無くなった。「去年、ユピテル(ユピテル・静岡新聞SBSレディース)で勝って出場権を得た[ヤマハ]()レディース葛城)も中止になりました。それがショックで、ひきこもりのような状態になってしまって…。そこを目指して頑張ってきたので」。もちろん状況は理解している。ただ、モチベーションの低下を食い止めることはできなかった。

4月、5月あたりは「1カ月近く」練習できない日々が続いた。さらにテレビをつけると否が応でも耳に入ってくるコロナのニュースでも心を痛めた。「この時は体重も4キロくらい落ちてしまいました」。自粛期間中のことを振り返ると、どうしても苦笑いが浮かんでくる。そんな時に舞い込んだのが、今季レギュラーツアー開幕戦となった6月の「アース・モンダミンカップ」の出場権だった。「バタバタと準備」を進めたが、結果は予選落ちに終わった。

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