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米国コブラ『KING RADSPEED』を公開。デシャンボー「距離と精度を新しいレベルに引き上げられた」

RADIAL(RAD)ウェイトが3つ搭載された、米国コブラ『KING RADSPEED』ドライバー

米国コブラが保有SNSにて新商品を公開。公式Youtubeチャンネルでは「PLAY A BETTER DRIVER – KING RADSPEED」、「BUILT FOR SPEED – KING RADSPEED IRONS」と題してドライバーとアイアンの短いティザー動画を投稿し、同社HPにも製品紹介が。まずはアイアンから見ていこう。

⇒金属射出成形(MIM)製法、コブラ『KING TOUR MIM』アイアン、12月12日デビュー

「KING RADSPEEDアイアンは、ラジアルウェイトテクノロジーを利用して、超低スピン、急進的なボールスピード、極度の寛容さの完璧なバランスを実現します。可変および1レングスのモデルで利用できます。ラジアルウェイトは、速度、許容度、飛行方向を最適化するための、CGに対するウェイトの戦略的な配置です。ヒールとトウのウェイトの距離を広げることで、より速いボールスピードと高い寛容性を実現しました」(同社HP)

アイアンでトゥとヒールにウェイトを分散すると寛容性アップすることは分かるが、気になるのはドライバーでどうか? 同社のドライバーはこれまでも前後に重め(14g)と軽め(2g)のソールウェイトを入れ替え可能だった。今作も12gと2gのソールウェイトが健在で、追加された3つはいったい何gなのか。

「ラジアルウェイトは、速度、許容度、飛行方向を最適化するための、CGに対するウェイトの戦略的な配置です。フロントウェイトとバックウェイトの距離を広げることで、RADIAL(RAD)ウェイトを作成し、高い寛容性でより速いボールスピードを実現しました」(同)

R&Aコンフォーミングリストには11月に登録済みで、試合でいつでも使える状態。そして、『Version 1』にはロフトも10.5°に加え、5.5°も確認できる。『Version3』は5.5°のみと、明らかにブライソン・デシャンボー用ヘッドの登録も。そして、ラジアルウェイトは8、8、8gの3つだとの記載がある。つまり、前方に16g、後方に8gが追加され、12gの配置次第でかなりの低・浅重心化が期待できそう。デシャンボーも下記のようにコメント。

「新しいRADSPEEDドライバーにより、走行距離と精度を新しいレベルに引き上げることができました。RADの重み付けによってもたらされるパフォーマンスは、オフセンターヒットでの安定性を提供しながら、高速でのスピン制御を向上させるために低いCG(重心位置)を提供します」(ブライソン・デシャンボー

⇒デシャンボーも大興奮、3Dプリント製かつSIKのフェース技術。コブラ『KING SUPERSPORT-35』パター、12月4日デビュー

米国ではドライバーが『RADSPEED』『RADSPEED XB』『RADSPEED XD』の3機種展開となり、FWも3機種用意されている。(ハイブリッドもワンレングスを含む3機種展開)アイアンを含め、日本で『RADSPEED』がどのような展開になるのか、プーマジャパンの発表が待たれる。

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