山路晶が新人戦へ意気込み「優勝したい」 “黄金世代の大砲”冬の課題は…(No.163811) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報
山路晶が2020年最終戦での優勝を目指す(写真提供:JLPGA)
<JLPGA新人戦 加賀電子カップ 事前情報◇9日◇グレートアイランド倶楽部(千葉県) ◇6488ヤード・パー72>
2019年のプロテスト合格者・山路晶が、明日10日から同期と争う新人戦に向け「優勝したい」と気持ちを高めている。去年出場し、予選落ちした「伊藤園レディス」以来となるグレートアイランド倶楽部でのプレーだが、「その時よりも距離も短いし、嫌だったホールも広く見えた。いい感じです」とコース攻略にも自信を見せた。
これが“黄金世代の大砲”山路晶のドライバースイング【連続写真】
調子も上向きで臨む。女子ツアーは来年の10試合程度で出場枠を拡大する方針を示しているが、その優先出場権を得るための増枠予選会(QT)で山路は8位となった。「10位以内に入れば(出場権がおりてくる)と聞いていたので、安心したけど、本当は5位くらいに…と思ってました」。少しの悔いも残るが、今年はQTランク107位でのシーズンインとなり下部のステップ・アップ・ツアーが主戦場になった山路にとって、来年はレギュラーで活躍する機会も増えそうだ。
ドライバーの飛距離が、ゆうに250ヤードを超える黄金世代屈指の飛ばし屋としても知られるが、その反面、小技に課題を残している。「もともとアプローチが得意ではなくて、厳しいピン位置の時に攻め切れない。もう少し技術が上がれば、さらに攻めることができると思う。転がすイメージなどを作っていきたいです」というのが、この冬の課題になる。
20年と21年のシーズンが統合されたため、来年の“開幕”は現在の獲得賞金(478万円)を持ち越して臨むことになる。「まずはリランキングを突破したい。出られる試合は少ないかもしれないですけど頑張りたいですね」。今年の最後に“ルーキーの登竜門”を制し、来春への弾みにしたい。
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