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力を注ぐべきはツアーの将来がかかるオフシーズンの発信【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】(No.163715) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

2020年の盛り上がりをどう来年につなげるか?協会の“発信力”が求められる(撮影:佐々木啓)

次のシーズン開幕を待ち望んでくれるファンの数をできるだけ増やす。そのためには、オフシーズンもファンの興味をかきたて続ける必要がある。今も昔も、プロスポーツにとってそれが大切な事は変わらない。

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シーズンがズレる海外のニュースも交えつつ、チームスポーツなら移籍や契約更改の話題。婚約や結婚などオフならではのプライベートな話。前のシーズンを振り返ることもあるだろう。トレーニングや練習などの準備については言うまでもない。

昔と違うのは既存メディアに頼らなくても、自分たちでそれを発信できること。オフィシャルサイトやオフィシャルSNSでの発信の頻度が高く、内容が濃ければ、ファンの興味を引き付け続けることができる。個人競技のゴルフの場合、それぞれの個人SNSなどには固定ファンがいる。応援している選手とつながることは、ファン心理を大きく揺さぶる。

ウィルス感染拡大で試合数が少なくなったことから、シーズンは2020年と21年が一緒になることが決まった。つまり、今年は賞金女王も決まらなければ各タイトル争いもない1年になった。当然、毎年の華やかなアワードもない。だからといって発信する内容がないわけではない。

逆に、試合がすべて無観客だった後のオフシーズンだからこそ、より多くの発信をする必要があるのではないか。だが相変わらず日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)からの発信は大したものが出て来ない。増枠予選会(QT)や新人戦などのイベントのニュースはあるが、それだけでは物足りないことこの上ない。

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