「ザ・マッチ」第3弾が教えてくれたこと【舩越園子コラム】(No.163253) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報
フィル・ミケルソンとチャールズ・バークレーの豪華ペア(撮影:GettyImages)
先週末、サンクスギビング・ウィークエンドを迎えた米国では、あの「ザ・マッチ」の第3弾が開催された。
今回はフィル・ミケルソンとバスケットボール界のレジェンド、チャールズ・バークレーがペアを組み、バスケットボール界のビッグ・スター、ステファン・カリーとアメフト界のビッグ・チャンピオン、ペイトン・マニングのペアを相手に、もちろんゴルフのチームマッチで対決。下馬評ではカリー&マニング勝利と思われていたが、蓋を開けてみれば、ミケルソン&バークレーが4&3で圧勝した。
米国の人気スポーツのスターたちによる饗宴ゆえ、スポーツファンの間では大いなる話題になっていたが、第1弾と第2弾を盛り上げたタイガー・ウッズが不在となった今回は、ゴルフファンの関心が少々低下していたことは否めない。
そうなることは開催前から誰もが予想できた。だが、そうなることを承知で、この第3弾は、なぜ開催されたのだろうか。
振り返れば、「ザ・マッチ」第1弾がネバダ州ラスベガスで開催されたのは2018年11月のサンクスギビングのときだった。長年「犬猿の仲」だといわれてきたウッズとミケルソンが直接対決するという触れ込みは、それだけで大きな注目を浴びた。勝ったほうが破格の9ミリオン(900万ドル=約9億3600万円)を総取りするという大いなるギャンブル性は人々を興奮させ、ギャラリーの入場を制限してペイ・パー・ビューTVでのみ中継というスタイルは特別感を醸成することにつながり、初回は大成功を収めた。
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