“怖さ”は封印 渋野日向子の2021年に向けた決断「52度のウェッジを多用する」(No.162872) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報
渋野日向子はグリーン周りを入念に調整 52度のウェッジ多用で攻略する(撮影:岩本芳弘)
<JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 事前情報◇25日◇宮崎カントリークラブ(宮崎県)◇6,543ヤード・パー72>
先週の「大王製紙エリエールレディス」で、今季自己最高位の5位になった渋野日向子。今年の国内最終戦が行われる宮崎県でもしっかりと2日間の練習ラウンドなどで調整を重ね、「絶好調です!(笑)」と仕上がりに自信を示した。
2週前に「原因不明」の痛みがあることを明かした右足も、電気治療などを施し順調に回復。プレー面への影響もなさそうで、開幕前日も同じ青木翔コーチに師事する三ヶ島かな、野澤真央の2人と一緒に、和やかな雰囲気のなか9ホールの練習ラウンドを行った。
そんななか「重点的」に調整を重ねたのが、アプローチだった。もともと高麗芝のグリーンが選手を苦しめる宮崎カントリークラブだが、今年は好天続きということもあって例年よりも硬い仕上がりとなっている。さらにティフトン芝が使用されているグリーン周りも警戒ポイントで、好成績を残すうえでこの攻略は避けては通れない。
そんななか渋野は、ある決断をした。それが「52度のウェッジを多用する」ことだ。「58度だと緩んでしまった時にボールが止まってしまうけど、52度ならそのミスが出た時もしっかり転がってくれる。転がすアプローチのほうがここではイメージがいい。キャディさんとも話して、そうすることに決めました」と、何度も何度も転がりを確認した。
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