アマチュアたちが躍動する男子ゴルフ 今度は米澤蓮が「63」の大まくり(No.162731) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 金谷拓実 -13 2 石坂友宏 -13 3 大槻智春 -12 稲森佑貴 -12 5 木下稜介 -11 C・キム -11 7 岩田寛 -10 8 G・チャルングン -9 星野陸也 -9 池田勇太 -9 順位の続きを見る
ローアマチュアを分け合った中島啓太(左)と米澤蓮(撮影:米山聡明)
<ダンロップフェニックス 最終日◇22日◇フェニックスカントリークラブ(宮崎県)◇7027ヤード・パー71>
いまの国内男子ツアーでは、毎試合アマチュアの誰かが主役になる。今大会では米澤蓮(東北福祉大3年)が、最終日のベストスコアタイとなる「63」をマーク。9バーディは全選手のなかで1位の数字だった。これで37位タイから8位タイに一気に順位を上げ、中島啓太(日本体育大2年)と並んでローアマを獲得した。
今年はアマチュアたちの活躍が著しい。「日本オープン」では河本力(日本体育大3年)がプロをも圧倒する飛距離を武器に、予選ラウンドを単独トップで折り返し、優勝まであと一歩に迫った。そして「三井住友VISA太平洋マスターズ」では、中島が3日目のフロントナインで「29」をマークして、トップと2打差の3位に入った。
ライバルたちの活躍の陰で、日本オープン27位、三井住友VISA太平洋マスターズ25位だった米澤は苦しんでいた。「思うような結果が出ず、なかなかメンタルも難しい時期だった」という。「気持ちはだいぶ落ちていました。いろいろ試してはいるんです。試合でしか試せないし、何を試そうがダメというか、しっくりこない。この2週間なかなかもどかしかったです」。
モヤモヤが続いていた米澤に3日目の練習場で気づきがあった。「簡単にいえば力が入っていた。自分の長所を生かせばいいところを、自分で殺しているっていうか…。考えすぎて力が入って、もうよくわからない感じになっていたのかな」と不調の原因を発見。曲がっていたショットが真っすぐ飛ぶようになった。
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