日本勢16人出場のなかで… 鈴木愛が全米女子オープンに出ないワケ(No.162161) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報
鈴木愛は全米女子OP回避(撮影:ALBA)
<大王製紙エリエールレディス 事前情報◇18日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6545ヤード・パー71>
新たに日本勢9人が出場することが全米ゴルフ協会(USGA)から発表され、総勢16人が出場することになった12月の「全米女子オープン」。そんななか出場権を有していた鈴木愛は、あらためて「大王製紙エリエールレディス」の会場で「出ません」と欠場することを明言した。
理由は2つ。まずは新型コロナウイルス感染拡大の影響が心配ということ。「(試合会場の)テキサス州はとても感染者が多いと聞きました。ちょっと怖くて」。今季こここまで海外メジャーに出場しなかった一番の理由を最初に口にした。
もう一つが気持ちの問題だ。思った以上に調子が上がらないなかで「ギャラリーがいないということもあって、いつもよりモチベーションが少ないところもあります。そのなかであまりにも上位と差がつくと厳しくなる。それを考えたらモチベーションがそこまでなら、(今季を)早めに切り上げて来年に調整したいと思いました」。延期した東京オリンピック、そして2季連続がかかる賞金女王。そのためには来年のことも考えなければいけない。そう考えて出した結論だった。
そんな勝負の年に向けて20年も残り2試合、少しでも状態、そして賞金ランキングを上げたいところ。「ショットもよくなってきましたし、パッティングのグリップも順手が良かったので久しぶりにクロスハンドではなく順手で行こうと思います」と状態は少しずつ上向き。優勝こそないが2位が2度ある本大会。得意の四国で今までの悪い流れを払拭したい。(文・秋田義和)
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