「いちばん勝ちたかった大会」 マスターズ初V、クールなダスティン・ジョンソンの目に涙(No.162017) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 D・ジョンソン -20 2 C・スミス -15 任成宰 -15 4 J・トーマス -12 5 D・フリッテリ -11 R・マキロイ -11 7 J・ラーム -10 B・ケプカ -10 C.T.パン -10 10 P・リード -9 順位の続きを見る
ダスティン・ジョンソンの目に涙(撮影:GettyImages)
<マスターズ 最終日◇15日◇オーガスタナショナルGC(米国ジョージア州)◇7475ヤード・パー72>
世界ランキング1位のDJことダスティン・ジョンソン(米国)がついに悲願の「マスターズ」制覇を果たした。パトロンの大歓声が響くはずだった18番グリーンは、関係者のみのまばらな拍手のみ。日ごろクールなジョンソンの目に涙はなかった。駆け寄ったパートナーのポリーナさんと熱く抱き合い喜んだが、スコアカード提出に向かうあいだもいつものDJだった。
優勝を決めた直後、キャディを務める弟のオースティンの目には涙。兄弟でつかんだ価値あるメジャー2勝目は格別なものだったが、DJの感情が爆発することはなかった。ところが、表彰式の場に立ったDJの目から涙がこぼれた。追い求めてきたタイトルをようやくつかんだ思いがこみ上げた。
「いちばん勝ちたかった大会」。オーガスタから車で1時間ほどの場所で育ったDJにとって、夢見てきたのはグリーンジャケットに袖を通すこと。2008年にツアーデビューを果たし、はじめてオーガスタの地を踏んだのは09年。「コースに慣れるのに時間がかかった」というマスターズは、3年連続で上位に入ることができなかった。
15年に6位タイに入ると翌16年は4位タイ。ようやくオーガスタ攻略の糸口をつかみ、その年の6月には「全米オープン」で初メジャータイトルを獲得。絶好調で迎えた17年大会は大きな期待を背負い会場入りするも宿舎の階段から落ちて無念の欠場。圧倒的な優勝候補だったが、思わぬアクシデントに見舞われた。
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