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中高生たちがツアープロに生質問 「3パット」と「バンカーのホームラン」の対処法は?(No.161300) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

18番グリーン横では、プロならではの飛ばさない打ち方も披露し、ジュニアも大喜び

三井住友VISA太平洋マスターズ 事前情報◇9日◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡県)◇7262ヤード・パー70>

12日(木)開幕の「三井住友VISA太平洋マスターズ」に先がけて、9日(月)には大会会場でツアープロによるジュニアレッスンが行われた。大会で使われる14番から18番ホールを実際にラウンドしながら、ジュニアたちはどんなことを教わったのか? ジャパンゴルフツアー選手会のジュニアゴルフ担当・重永亜斗夢の組についてみた。重永は2018年に石川遼と片山晋呉との直接対決を制してツアー初優勝を挙げている。14年から6年連続で賞金シードを獲得している実力者だ。

バンカーでは上体を起こさないように低く打つ【写真】

ツアープロと一緒に回れる貴重な機会とあって、スタートホールのティイングエリアでは、早くもいろんな質問が飛ぶ。「3パットしないためにどうしたらいいですか?」、「調子が悪いときは何を考えますか?」などなど。

パッティングについて重永は「3パットしないためにはとにかく距離感。とにかくロングパットの練習をすること」。また、調子が悪いときの対処法としては「ごまかしながらでもいいから、スコアをまとめること。悪くてもこれ以上は打ちたくないというボーダーラインを作る。僕の場合は、80は絶対打たないようにハーフ30台では回る。80を打ってしまうと次の試合も打つんじゃないかと悪いイメージがつくから」とやさしくアドバイスを送っていた。

■バンカーでホームランする高校生には「上体を上げないこと」
そして、コースの中に飛び出すと、技術的な指導も行われた。重永と一緒に回った帝京大学可児高校3年の岩井悠真さんの悩みはバンカー。ホームランしてボールが飛びすぎてしまう。これを見た重永は「フォローで上体を上げて打つと、ヘッドが薄く入ってホームランしてしまう。きれいに入れようとしてハンドファーストにするからインパクトが一点になる」と指摘。ハンドファーストにすると、ヘッドの刃から砂に入って刺さってしまうため、手前からダフらせて打つバンカーの基本通りに打てない。だからクリーンに当たってしまう。

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