
「ようやく優勝が見えてきた」 鈴木愛がパット復調で“今年一”のゴルフ(No.161168) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 申ジエ -19 2 笹生優花 -16 3 若林舞衣子 -14 畑岡奈紗 -14 全美貞 -14 6 木村彩子 -13 イ・ミニョン -13 鈴木愛 -13 9 藤田さいき -12 ペ・ソンウ -12 順位の続きを見る
鈴木愛が納得の18ホールを終えた その表情に笑顔が戻ってきた(撮影:鈴木祥)
<TOTOジャパンクラシック 最終日◇8日◇太平洋クラブ 美野里コース(茨城県)◇6554ヤード・パー72>
久々に女王の表情がほころんだ。「TOTOジャパンクラシック」最終日に、鈴木愛が7バーディ・ノーボギーの「65」でラウンド。優勝には6打届かなかったが、トータル13アンダーの6位タイに入り、「今年一番いいゴルフ!」と笑顔が咲いた。
前半から4バーディを奪う快進撃を見せると、折り返し後の10番の2打目を「気持ち悪いと思っていた部分が出てしまった。外してはいけない方向に外してしまった」とグリーン右にこぼしたが、アプローチをピタリと寄せてパーセーブ。「流れを切らさなかったのがスコアにつながった」と後半も3つのバーディを奪い、さらにボギーフリーというラウンドにした。「獲りたいホールで獲れました」。この1日には合格点を与えた。
「入りそうから、しっかり入ってくれるようになった」と持ち味のパッティングに精細が戻ってきたことが復調の要因。「先週の試合が終わった後、カップへの入り方をキャディさんと話し合って意識するようにしました。そこからラインも読めるようになった」。5メートル付近のミドルパットをことごとく沈める女王のゴルフが戻ってきた。
先週終了時にはパットが決まらず“ぼやき”もあったが、復調して今後が楽しみにもなってきた。「いい感じでできている。ようやく優勝が見えてきました」。20年も残り3試合。状態が戻ってきただけに、なんとか1勝を挙げて終わりたい。(文・秋田義和)
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