ナイス“ボギー”に圧巻イーグル 畑岡奈紗は「まだ100%ではない」中で初の地元V圏内(No.161099) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 申ジエ -13 2 木村彩子 -12 3 イ・ミニョン -11 4 藤田さいき -9 西郷真央 -9 ペ・ソンウ -9 7 若林舞衣子 -8 勝みなみ -8 葭葉ルミ -8 畑岡奈紗 -8 順位の続きを見る
「100%ではない」けど、やっぱり強い畑岡奈紗(撮影:鈴木祥)
<TOTOジャパンクラシック 2日目◇7日◇太平洋クラブ 美野里コース(茨城県)◇6554ヤード・パー72>
今年は日本ツアー単独開催として行われている「TOTOジャパンクラシック」は2日目の競技が終了。16位タイから出た畑岡奈紗は1イーグル・4バーディ・1ボギーの「67」とスコアを5つ伸ばし、トータル8アンダーの7位タイに浮上した。
最初のパー5となった2番でバーディを先行させると、5番でも一つ伸ばして折り返し。12番パー5では残り216ヤードの2打目を左に曲げてOBとしたが、次の4打目を乗せて2パットの“OBバーディ”でナイスボギー。悪い流れのなかギリギリのところで踏ん張ると、14、16番とバーディ。さらに17番パー5では、ティショットを残り162ヤード地点まで運び、手前2メートルにつけて楽々イーグルを奪取。優勝戦線に名乗りを挙げた。
復調してきたとはいえ、「まだ100%ではない」。ティショットは「昨日の後半に気づいたのですが、ツマ先体重になりすぎていた。なので、右のカカトに重心を持ってきました。昨日と比べてフェアウェイに置けた」と改善されたが、「そこからアイアンを思うように打てないこともあったり、打ててもチャンスを決められない」とスコア以上に不満は残る。そのティショットも「まだ考えながらなので気持ち悪さは残っています。もう少し距離を稼ぎつつ、フェアウェイに置きたい」と満足とはいいがたい。
逆にいえば、まだまだ伸びしろということでもある。首位とは5打差。なにか一つきっかけをつかむことができれば、日本ツアーで7勝を挙げながら、いまだ届いていない地元・茨城での優勝が見えてくる。(文・秋田義和)
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