大逆転の立役者を封印 西村優菜のルーキーらしからぬ引き出し(No.160880) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報
元気いっぱい、笑顔いっぱいの西村優菜 パターを戻し今大会に臨む(撮影:鈴木祥)
<TOTOジャパンクラシック 事前情報◇4日◇太平洋クラブ 美野里コース(茨城県)◇6554ヤード・パー72>
前週の「樋口久子 三菱電機レディス」で6打差を逆転してプロ初優勝を挙げた西村優菜。2週連続優勝をかけて6日(金)に開幕する「TOTOジャパンクラシック」に挑む。
これが“小柄でも勝てる”西村優菜のドライバースイング【連続写真】
初優勝からの2戦連続優勝となれば、西田智慧子、表純子、そして今季の笹生優花に続く史上4人目。そのためのキーに挙げたのがグリーン上。月曜日に降った雨により軟らかくなったグリーンは、硬くて速かった先週とは大きく異なる。「感覚が違うのでしっかりと調整したい」と最重要警戒ポイントだ。
そのために西村は、先週の最終日に「65」を叩き出したパターを変えて、2試合前の「富士通レディース」で使用していたオデッセイの『トゥーロン』に戻す決断を下した。「今週はしっかり打てないとバーディを獲れない。そのため当たりの強いパターで行きたいと思います」。トゥーロン初投入となった富士通では4位タイに入っているだけに、こちらの感覚もいい状態にあるといえる。
その富士通レディースでは、グリーンを転がしていくには一度グリーン外を通さないといけない状況でユーティリティでのパッティングを披露するなど、ルーキーとは思えない引き出しの多さを持つ西村。初優勝を支えたエースパターにこだわりすぎない最善のチョイスで、偉業達成に挑む。(文・秋田義和)
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