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マスターズ直前、ヒューストン・オープンで松山英樹、フィル・ミケルソンらが最終調整へ(No.160676) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報
松山英樹はマスターズ前週のヒューストン・オープンに出場する(撮影:岩本芳弘)
松山英樹、フィル・ミケルソン(米国)が秋の「マスターズ」の最終調整として、前週の「ヒューストン・オープン」(11月5〜8日・テキサス州ヒューストン)に参戦する。最終締め切りの30日、松山もエントリーを決めた。同大会はテキサス州ヒューストンのメモリアルパークGC(7021ヤード・パー71)で開催される。
これまではメジャー前週、とくにマスターズには早めに現地入りをして調整していた松山だったが、今回は試合での調整を選択した。10月25日に終了した「ZOZOチャンピオンシップ」では最終日には「66」をマークして、ショット復調のきっかけをつかんだ。「次の試合で上位にいけるために、今週わかったこともある。先週わかったこともあるので、そこを1つずつクリアにしていければ」と話し、ヒューストン参戦も視野に入れていた。
一方のミケルソンは、もともとメジャー前週には試合で調整する派。ただし、「ヒューストン・オープン」は一日2千人の観客動員を決めたことから「マスターズ直前にコロナウイルス感染のリスクを取りたくない」と不安を口にして、シニアのPGAツアーチャンピオンズ「チャールズシュワブカップ選手権」(11月6〜8日・アリゾナ州フェニックス)への出場も選択肢としていた。しかし、同大会では観客動員はないが、一日350人程度のスポンサーやメンバーがコースに入場する。ミケルソンは「どちらの大会がよりマスターズの準備に適しているかで決める」としていたが、ヒューストンで最終調整を行うこととなった。
また「ZOZOチャンピオンシップ」の週にコロナウイルス感染が確認されたアダム・スコット(オーストラリア)が復帰。ダスティン・ジョンソン、トニー・フィナウ、ジョーダン・スピース(いずれも米国)、ジェイソン・デイ(オーストラリア)、シェーン・ローリー(アイルランド)、ビクトル・ホブラン(ノルウェー)らもヒューストンに出場しオーガスタへと向かう。(文・武川玲子=米国在住)
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