渋野日向子は海外6連戦で何を得たのか? “集大成”と位置づけた最終戦ではまさかの出来事も【今週国内復帰戦】(No.160511) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報
渋野日向子、長き海外遠征で得たものは?(撮影:Yasuhiro JJ Tanabe)
あす30日(金)に開幕する「樋口久子 三菱電機レディス」から国内女子ツアーに復帰する渋野日向子。8月から2カ月間は海外女子メジャー2試合を含む6試合に出場するため、長い海外遠征に臨んだ。合計19ラウンドの場で渋野は何を得たのか。4カ月ぶりの国内大会を前に、スタッツと渋野自身のコメントで海外の経験を振り返ってみる。今回は海外遠征最終戦の全米女子プロについて。
日本を飛び立ってから2カ月が経とうとしていた10月上旬。渋野は、伝統あるアロニミンクGCで長い海外遠征の最後を迎えた。スコットランドから始まった武者修行は、今季の海外女子メジャー第3戦の「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」の58位タイで幕を閉じたが、渋野はこの6戦で何を得たのか?
最終戦を前に、渋野はこの大会を“集大成”と位置づけた。「全米女子プロというくらいなので、コースもかなりメジャーセッティングで、日本ともまったく違う」。練習ラウンドからその難しさを警戒。「アメリカに来ていちばん難しい。比べものにならないほど難しい」と、特に大きくアンジュレーションが豊かなグリーンを攻略のポイントに挙げた。
「アメリカツアーの悔しい思いは日本で戦っていてもなかなか消えるものではないので、アメリカでの悔しさはアメリカで返さないといけないと思う。いつかこの大舞台で、レベルの高い選手たちとトップ争いできるような選手になれるように頑張って行くしかないなと思いました」
思うような結果が出ない遠征も、尻上がりに調子を上げていった。そこにきての難コース。「集大成と言っていますが、見つける物のほうが多いと思います。これまでのゴルフ人生で習ってきたすべてのことをこの4日間でぜんぶ出し切れたらと思います」。持てる技術、知識、すべてを総動員しても苦労することは予想していた。
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