「ここで勝っておかないと…」 清水洋一が挑む遅咲きの初優勝(No.159128) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 比嘉勉 -8 2 中山正芳 -6 清水洋一 -6 4 深堀圭一郎 -4 5 桑原克典 -3 6 白浜育男 -2 日下部光隆 -2 篠崎紀夫 -2 9 溝口英二 -1 鴨林猛徳 -1 順位の続きを見る
清水洋一が遅咲きの初優勝へ(大会事務局提供)
<日本プロゴルフシニア選手権大会 住友商事・サミットカップ 2日目◇9日◇サミットゴルフクラブ(茨城県)>
プロ転向は34歳の1997年と遅かったうえに、レギュラーツアーもシニアツアーも未勝利。清水洋一のゴルフ人生は悔しい思いを重ねてきたが、これまで何度もチャンスを逃してきた『優勝』の2文字を再び手の届く位置に捉えた。
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第2ラウンドでベストスコアの「65」をマークし、首位と2打差の2位タイで決勝ラウンドへ。「なにしろ、今日はショットがすごく良かった」とほぼ全ホールでパーオンに成功し、次々チャンスにつけて気持ちよくスコアボードを駆け上がっていった。
満足げな表情の裏では、負傷した右ヒザの痛みに耐えながらの参戦。一昨年から半月板を痛め、シーズン開幕前には医者から手術も勧められたが、「手術すると今シーズンは無理だと言われたので」とツアー参戦を優先して断念した。幸いにもコロナ禍で開幕が後ろ倒しになった間でトレーニングに専念し、なんとか負担を減らしながら出場できている状態だった。
「ここで勝ちたいです。勝っておかないと」としみじみとこぼす言葉の裏には、これまでの悔しい思いがよぎる。「そういうときもありましたね…」と思い起こしたのは、2017年の「トラストグループカップ 佐世保シニアオープンゴルフトーナメント」のことだろう。最終日の途中で悪天候のため中断。回復の見込みがないため最終ラウンドはキャンセルになり、18ホールの短縮競技として成立したが、中断前にトップに立っていたのが清水だった。
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