好発進の木下彩がレギュラーツアーでの“呪い”を解く! 大親友・渋野日向子は米国で奮闘中も「自分のことで精いっぱい(笑)」(No.158408) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 イ・ナリ -8 2 小祝さくら -6 3 上田桃子 -4 原英莉花 -4 5 田中瑞希 -3 高橋彩華 -3 吉本ここね -3 木下彩 -3 9 穴井詩 -2 菊地絵理香 -2 順位の続きを見る
木下彩がレギュラーツアー2回目の予選通過(撮影:佐々木啓)
<日本女子オープン 初日◇1日◇ザ・クラシックゴルフ倶楽部(福岡県)◇6761ヤード・パー72>
黄金世代の木下彩が、メジャー舞台で自身2度目となるレギュラーツアーでの予選通過、さらに上位進出を狙う位置で初日を終えた。「パターがよかったです。微妙な距離が入ってくれました」と5バーディ・2ボギーの「69」をマーク。3アンダー・5位タイで、最初の“勝負ポイント”となる2日目に入る。
山口県出身の21歳は、2018年のプロテストに合格。昨年はステップ・アップ・ツアー(下部ツアー)の「中国新聞ちゅーピーレディースカップ」でプロ初優勝を挙げたが、レギュラーツアーでは思うような結果が残せていない。今季は4試合に出場し「ニトリレディス」では初の決勝ラウンド進出(56位タイ)を果たしたが、他の3試合は予選落ち。昨年出場した3試合もすべて予選落ちとあって、「(予選を)通らないんですよね」というイメージはなかなか拭えない。
さらに最近は、新型コロナウイルスによってツアーが開催されていなかった春先に、ストレート系のボールを打てるように練習するなど「いろいろやろうとした結果」調子が下降。「自分はショットだけ」というほどのストロングポイントに狂いも生じていた。それもあって、この大会を迎えるにあたり考えていたことは「高望みしないで、ダメでも仕方ない」ということ。だが、この気楽さが、大舞台でスコアにつながった。
岡山県出身の渋野日向子とは、同じ中国地方で生まれ育ったこともあり中学時代に知り合ってから大の仲良し。現在、米国女子ツアーを転戦中の親友とは、「時差もあるから1日1通くらいしか連絡はできない」状態ながら、「どうでもいいやりとりばかり(笑)」と楽しい時間を過ごしている。
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