ローリー・マキロイ、NIKEのゴールドシューズ投入週に見事優勝!

ゴールドシューズを見せ、笑顔。勝利した後、この体勢を維持できるほどの筋力…(撮影:GettyImages)

<プレーヤーズ選手権 最終日◇17日◇TPCソーグラス(米国フロリダ州)◇7189ヤード・パー72>

賞金総額1250万ドル(約14億円)、“第5のメジャー”と呼ばれる「プレーヤーズ選手権」最終日。ビッグタイトルを手にしたのはトータル16アンダーまで伸ばしたローリー・マキロイ(北アイルランド)だった。マキロイは4番で池ポチャのダボと最悪のスタートを切ったが、そこから6つのバーディを奪って逆転した。

[ナイキ]()の期待に完璧に応える活躍で見事ツアー15勝目を手にし、記念撮影ではゴールドシューズと共にトロフィーを掲げた。

「今年は前週まで5試合連続のトップ10入りだけど、なかなか勝てなかった。だからここで勝てたことはものすごく大きい。今日はコンディションからとても難しいと分かっていた。難しいのは僕だけじゃない。皆そうだ。だから60台で回れば勝てるはずと思った。4番でセカンドを池に入れてダブルボギーにしたが、ここ数週間、何度も優勝争いした経験が大きく生きたと思う。もしこの数試合の経験がなければきっと今日は勝てなかった。

最後の数ホールのプレーをものすごく誇りに思う。とくに14番で(1.5mを外して)ボギーにしたあと、すぐに15番でバーディが取れたのは大きかった。あのFWバンカーからの第2打を4mにつけたのは、今日一番のショットだった。16番をバーディにしたあと「あと3回、良いスイングをしよう」と自分に言い聞かせた。そしてこの試合、プレーヤーズ選手権に勝てたことをとても誇りに思う」(ローリー・マキロイ

今年好調が続く要因に、パッティングコーチの存在も大きいと明かす。そして、キャリアグランドスラムのかかるマスターズへの展望も明るい。

「(ブラッド・ファクソンがパッティングのコーチをしたことは?)ブラッドは大きな助けになった。1年前のベイヒルの前から一緒にやり出したけれど、ブラッドとの練習はほとんどがコースでもなく練習グリーンでもない。コーヒーを飲みながら、話していた。プレッシャーの掛かったパットを打つ時の話。ブラッドとやって、この12か月で僕のパッティングは大きく進化した。そしてチームのみんなが支えてくれたと思う。

(キャリアグランドスラムがかかるマスターズに向けて、この勝利は勢いになる?)マスターズまでまだ時間がある。まずはこの勝利をゆっくりと味わいたい。そして今年戦ってきた試合と同じように戦うことができれば。同じゴルフで同じ気持ちで、そうすれば大きなチャンスがあると思う」(マキロイ)

ローリー・マキロイの優勝ギア ※全てテーラーメイド
1W:M5ドライバー (9°)
5W:M5フェアウェイ(19°)
2I:P790、3,4I:P750
5I〜PW:P730 RORSプロト
GW:ミルドグラインドウェッジ(48°)
A,SW:MGハイトゥ(54,60°)
PT:スパイダーX
BALL: TP5

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