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ダンロップ勢の初優勝祭り!?「シャフトの軽量化に取り組んだ」小木曽喬が好スタート

小木曽喬 「シールが貼ってあるので50g台って読めませんよね、すみません」

マイナビABCチャンピオンシップ 初日◇25日◇ABCゴルフ倶楽部・兵庫県(7217ヤード・パー72)>

国内男子ツアー「マイナビABCチャンピオンシップ」の初日が終了。8バーディ・1ボギーの「65」をマークした小木曽喬が、7アンダー・単独首位発進を決めた。小木曽がツアーで単独首位発進を決めるのは自身初となる。そして、この試合への出場権は主催者推薦選考会(マンデートーナメント)を突破して決めたものだった。

秋吉翔太(2勝)、出水田大二郎稲森佑貴……、そしてこの男も続くのか。今季の国内男子ツアーでは、[ダンロップ]()契約で現役の大学生、21歳とひときわフレッシュな若手プロの一人だ。

ファイナルQTランク27位の資格で、これまで14試合に出て9試合の予選通過をはたしている。だが、賞金は805万円と少し。賞金ランク78位と厳しい立場にいる中、マンデーでギリギリの8位タイに食い込んでつかんだチャンスを是が非でもものにしたいところ。

その若さからすると意外なことに、今季からドライバーシャフトの軽量化(50g台のX)に取り組んでおり、秋前にはこんなことを語っていた。

「昔は普通にドライバーシャフトは70g台のXを使っていましたが、今年から[ディアマナ]()DF』の50g台ですね。軽いからといって頼り無さもないです。この前、久しぶりに60g台のシャフトを打ったら重くてちょっと辛かったです(苦笑)」(小木曽)

平均飛距離は276.87ヤード(80位)と飛ぶ方ではないが、FWキープ率は61.15%の13位。「フェアウェイからピンを狙うのが僕のゴルフです」と強みはよく理解しており、「時松さんや、稲森さんのプレーは勉強になる」と先輩プロの飛躍に自身の姿を重ね合わせる。先週は高校の先輩・川村昌弘の活躍もあり、「経験したことがない、優勝争いがしてみたい」と目を輝かせた。

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