パトリック・リード、またもや少数精鋭大会で活躍、通算8勝目!

出場人数の限られた、予選落ちのない少数精鋭大会でまたもや活躍!(撮影:GettyImages)

WGC-メキシコ選手権 最終日◇22日◇クラブ・デ・ゴルフ・チャプルテペック(メキシコ)◇7355ヤード・パー71>

世界ゴルフ選手権シリーズ「WGC-メキシコ選手権」最終日。優勝したのは1打差の2位から出た18年のマスターズ覇者パトリック・リード(米国)だった。中盤までブライソン・デシャンボー(米国)を追いかける展開となったが15番からの3連続バーディで一気に逆転。14年の「WGC-キャデラック選手権」以来、世界ゴルフ選手権シリーズ2勝目、米国ツアー8勝目を挙げた。

1打差の2位にはデシャンボー。3打差の3位タイにジョン・ラーム(スペイン)とエリック・ヴァン・ローエン(南アフリカ)。世界ランキング1位のローリー・マキロイ(北アイルランド)はトータル14アンダーで5位に入り、松山英樹は13アンダーの6位タイだった。リードは1月の「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」でプレーオフの末、ジャスティン・トーマスに優勝をさらわれており、雪辱をはたした形。

昨年の「ヒーローワールドチャレンジ」で自らの好みを反映させたgrindworks『パトリック・リードPROTO』アイアンを投入したリード。投入した直後に3位(18人中)、年が明けた「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」で2位(34人中)。そして今大会の「WGC-メキシコ選手権」で優勝(72人中)。出場人数の限られた精鋭が集まる予選落ちのない大会でことごとく好成績を出している。

⇒またまた爆発のパトリック・リード。grindworksを使用した8R中「66」が5R!

クラブ契約フリーの立場は継続中のようだが、キャディバッグには「grindworks」ロゴが入ったものを使用しており、その信頼関係が伺える。自身の特殊な好みを反映したクラブが入るほど強くなるリード。スコッティ・キャメロンのスラントネックブレード『Tour RAT』にパターを替えたこともスコアへの好影響を感じさせる。

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