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祝!欧州ツアーカード獲得。川村昌弘の【特殊なLW】「自分で刃を真っすぐに削ります」

ツアー限定プロトタイプを、さらにど真っすぐに刃をグラインド!(撮影:ALBA)

現地時間15日、“旅人”の異名を持つ川村昌弘が、来季のヨーロピアンツアーの出場権を獲得した。スペインのルミネGC開催の最終予選会を通算19アンダーの11位タイで終え、上位25位タイまでの条件通過に成功した。

契約するタイトリストが、祝福とともにその複雑な心境と使用セッティングについてSNSで投稿している。「日本人としては寂しいですが、これまでに40カ国を巡った旅人ゴルファーとして有名な川村プロ。ぜひ、もっと世界へ羽ばたいてほしいですね!」(同社広報)

川村昌弘の使用ギア】※全てタイトリスト
1W:TS3 ドライバー(8.5°)
3,5W:TS2 フェアウェイメタル(13.5,18°)
UT:818H2 (23°)
5I〜PW:718 AP2
A,SW:ボーケイデザインSM7 (50,54°)
LW:ボーケイデザイン プロタイプ(59°)
PT: スコッティ・キャメロン コンセプトX CX-02
BALL:[⇒日本男子ツアーにも『コンセプトX』が投入開始!スコッティ・キャメロン「翼を授ける」パートII【記者の目】]()

2試合連続の優勝争いを展開した「BSオープン」時に撮影させてもらったが、びっくりするほどリーディングエッジがストレートなこだわりのLWとなっていた。聞くと、「ボクは真っすぐな刃の見た目が好きなので、転戦中の旅先でも、自分でヤスリで削るくらいですよ」とのこと。

「とにかく真っすぐなリーディングエッジ」とのこだわりのため、『[ボーケイ]()2018ツアープロト』という刻印のツアー限定プロトタイプを川村仕様に削りに削っていた。世界各国の芝質や地面の異なる状況に対応してきた経験から、豊富なテクニックを誇る川村らしく、そのウェッジはヒール側からトゥにかけてボールを駆け上がらせた痕跡がくっきり。

欧州ツアーカード獲得にも、このこだわりのLWが大活躍したに違いない。

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