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ヤマハ『RMX 020/120/118』アイアンの比較試打。“高初速な新種”のスピン量は?【記者の目】

藤田寛之のテスト結果は、アマチュアにも同じになるのか? トラックマンでテスト!

28日、都内練習場にて[藤田寛之]()プロが現在テスト中でプロでは仮説・検証が進んでいる“高初速アイアン”について、アマチュアの方々にも当てはまるのか? 実験して頂きたい」とのこと。

具体的には、現在、藤田寛之が使用する『R[⇒「ウィンドウ」に速く到達する、最新“高初速フェース”アイアン【記者の目】]()

藤田寛之の仮説・検証では、スピン量キープで+7y!

梶山氏は「藤田寛之プロの場合は、同番手比較で『020』対比で『120』だと同等のスピン量で、キャリーが7ヤード増えるという結果が出ています。アマチュアの場合は何が起きるのか? レンジボールですが、トラックマンのナイスショット3球比較で平均データの比較をしたい」と話す。レンジボールがかなりソフトなため7Iの飛距離は10%以上低くなるが、記者4人の試打結果は下記となった。

★編集A(持ち球ハイフェード)
RMX020 6257rpm 130.6y
RMX120 6203rpm 139.3y(020比+8.7y)
RMX118 5974rpm 137.2y

★編集B(持ち球ローフェード)
RMX020 5072rpm 125.2y
RMX120 5157rpm 139.0y(020比+13.8y)
RMX118 4806rpm 136.3y

・編集C(持ち球ハイドロー)
RMX020 7653rpm 135.0y
RMX120 6764rpm 143.3y(020比+7.7y)
RMX118 6827rpm 136.0y

★編集D(持ち球ロードロー)
RMX020 7321rpm 136.4y
RMX120 7515rpm 150.7y(020比+14.3y)
RMX118 7342rpm 141.8y

■テスター8人中、7人が藤田寛之と同結果に!

ちなみに、全て7Iで比較を行ったが、ロフトには当然差がある。『R[MX]()120』が同等のスピン量を記録する結果に。

また、同じロフト、長さの『R[藤田寛之]()の7y差以上を全員が記録。梶山氏は結果についてこう語っていた。

「今日テストして頂いた別のメディアの方を含めると、8人中7人のアマの方が藤田寛之プロと同様の結果になりました。クロモリ鋼一体鋳造で反発のいい『RMX120』アイアンは当然高初速が出ますし、重心位置が高いため、スピンが『020』と同等以上に入ってキャリーが伸びる結果です。

飛び系アイアンが増えていて、ロフトが立ったモデルは【止まりづらい】と先入観を持つ方も多いと思います。でも、『R[MX]()120』に興味を持つのか? ここに答えがありますね」(梶山氏)

シャープな見た目でありながら、実は飛んで止まる。梶山氏が『RMX120』を“新種”と呼ぶのには理由があった。

Text/Mikiro Nagaoka

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