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追加された2つの『T』シリーズ』、タイトリスト『T400』『T100S』はどんなアイアン?

タイトリストのぶっ飛び系、『T400』。幅広を使いやすくする、段差ソールが他社とは違いますね…(撮影:岩本芳弘)

先週のPGAショーでお披露目された、米国タイトリスト『T』シリーズアイアンの2つの追加機種。既に昨秋発売の『MB』『CB』『T100』『T200』『T300』という5機種のアイアンが存在するが、追加2機種はどんな特長があるのか。

■7Iロフト26°、ぶっ飛び系の『T400』アイアン

「T400アイアンのあらゆる側面は、信じられないほど高速なSuper Thin L-Faceから始まり、より長い飛距離を生み出すように設計されています。フェース下部はソールの周りを包み込み、フェースの衝撃が低くなってもボールの速度を維持します。自信に満ちたヘッド形状と見事に融合し、より速く簡単に感じることができます」(同社広報)

5、6、7Iにはソールのトゥ・ヒールに100gものテングステンを配し、重心を下げ、高打ち出しを可能にする上、これまでの『T』シリーズでは見られなかった「スプリットソール」が採用されている。画像を見ると、ソール幅に段差があることが分かる。

「革新的なスプリットソールは、広いボディデザインのパフォーマンス上の利点を維持しながら、プレーヤーのアイアンのように芝生を滑り抜けます」。また、タイトリストのアイアン史上、最もストロングロフトで7Iが26°となり、5Iからのラインナップとなる。

■『T100』よりも2°立った『T100S』

もう一つの追加機種『T100S』は、既存の『T100』アイアンよりも2°ロフトの立ったモデルで7Iが32°となる。ロフトが変わっても各番手ごとに最適に調整された形状は、これまでのシャープさを維持しており、中・上級者の厳しい要求にも応える。

これまで既存の『T100』(34°)と『T200』(30°)の間にはヘッドサイズだけでなく、ロフトに約4°の差があったが、『T100S』の登場で、小ぶりでもラクに飛距離の出るモデルが追加された形。また、やさしい『T300』(29°)よりラクに飛ばせる『T400』(26°)が追加され、複合構造の『T』シリーズだけで5機種展開となる。日本にも導入されるのか、正式アナウンスが待たれる。

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