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トッププロにも刻まれた、『Vスチール』の幸せな記憶。『SIM』で再発明されたその良さとは?

名器・初代『Vスチール』の抜けの良いソール。『SIM』シリーズで再発明され、現代のテクノロジーでさらに強化!

本日発売の[テーラーメイド]()では、『Vスチール』ソール構造が採用された『SIM』FW発売に関連して、伝説の名器・初代『Vスチール』を懐かしむ記事を投稿している。

「最初の『Vスチール』を発売してから20年近くになります。当時、ツアーとアマチュアレベルの両方でファンファーレが鳴りました。プロのランク上位のトッププロ(多くはテーラーメイド契約選手ではなかった)がFWを『V Steel』に置き換え始めました。何がそんなに革命的だったのか?トゥとヒールが地面から高いため、地面と接触するソール領域が少ない。最終的に、インパクト時の芝の相互作用を改善したのです。

『Vスチール』は芝を切り裂き、ラフまたはタイトなライから非常に効果的にプレーできます。通常、この設計では、より高重心になるトレードオフが伴います。設計の観点から見ると、トゥとヒールが高いほど一般に高重心になります。これでは、スピンが多く好ましい発射条件でない。でも『Vスチール』ソール形状はこれらの効果を打ち消し、開発者が重心位置を低く抑えて打ち上げ条件を改善し、スピンレートを下げることを可能にしました」(同社広報)

[テーラーメイド]()契約プロたちにとってもそれは同じ。アマチュア時代に『Vスチール』を使ったプロたちがコメントを寄せている。

■「当時、『Vスチール』が大好きで、それは何年もの間続きました。そしてあなたはほとんどどんなライからでもそれを爆発させることができた」(ジェイソン・デイ

■「学生の頃『Vスチール』を使っていましたが、『Vスチール』を再び見ることができて興奮しています。私たちの会社には常に最高のドライバーとFWがあると感じていて、テストの初日(新作の)3Wと5Wを打って素晴らしいパフォーマンスでした。最初のスイングだったので、微調整する必要があったけど、最初の数回のスイングの後でもパフォーマンスが本物であることは分かりました」(ダスティン・ジョンソン

■「私の父は当時、『Vスチール』の大ファンでした。私は父のバッグからよくそれを取り出しました。今日、テーラーメイドの写真撮影で誰かがバッグの中に『Vスチール』を持っていて同じ気持ちでした。バッグから取り出して、それを打ちたかったんです」(コリン・モリカワ)

新しい『SIM』FWはチタンボディ、カーボンクラウンに加え、80gものソールウェイトで、テーラーメイド史上最も低い重心を誇る。また、『SIM MAX』はC300フェース、カーボンクラウンでヘッド下部が重く、『SIM』ほどでないものの十分に低重心化されている。

「古い『Vスチール』の重心高さはセンターから2mm下でした。『SIM MAX』はセンターから5mm下にあり、『SIM』は7mmもセンターより下に重心があります」(同)同社の開発陣によれば、1mm重心が下がると約100rpm下がる計算が成り立ち、伝説の名器『Vスチール』より『SIM』FWは約500rpmの低スピンが期待できるとか。

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