日米共同開発の新『ツアーワールド』、ホンマ『TR20』シリーズ、3月13日デビュー
クラウンもソールもカーボン!ホンマ『ツアーワールド TR20 460』(85,000円+税、3月13日発売)(撮影:GettyImages)
ホンマから新商品発売の連絡が届いた。先週PGAショーで正式発表されたグローバルモデルで、既にジャスティン・ローズが試合投入。先々週の「SMBCシンガポールオープン」では投入してすぐ2位の好成績を収めている。
▶HONMAの謎プロト『TR20』の脳内試打&ジャスティン・ローズへの憑依試打
「当社は『T//WORLD TR20』シリーズを3月13日から、『TR20 P』アイアンを3月20日から当社直営店及び、取扱店にて発売いたします。『TR20』のTRとはTour Releaseを意味し、2019年から多くのトッププロから寄せられた要望を基に徹底的な分析を行い、世界最高レベルの品質を誇るmade in Japan, SAKATAの開発設計力・技術力を集結。
カーボン含有率を60%まで拡大し、かつてない余剰重量を実現したワイヤーフレーム【TiCarbon + Fast Frame】構造採用のドライバー、『TR20』の開発に成功しました。この『TR20』ドライバーは、初速のスピードアップと、大幅な弾道コントロール性能を兼ね備えた、当社史上最高の最先端テクノロジードライバーです」(同社広報)
■ヘッドの反発力を爆発させる新骨格ドライバー
今作は新骨格とも呼べる「TiCarbon + Fast Frame」で、カーボン含有率を大幅拡大。クラウンとソール、双方のたわみがヘッド全体の反発力を爆発させると言う。また、剛性のあるソールに対してクラウンとたわみ量の差があるため、スピンを抑えた高打ち出しになりやすいとか。
また、「Vertical Slit 反発フェース」と呼ばれる、フェース裏側にタテ方向のスリットが多数入ったフェース構造を採用。これにより「高剛性反発フェースで反発エリアを前作『TW747』比20%拡大し、特にスピンコントロールに影響するタテ方向の打点がブレても、反発力をキープします。また、フェース面を極限まで肉薄化し、軽量化しています」とする。
シャフトスパインを同一向きに管理する「P-SAT」は前作同様に引き継いでおり、加えて今作から3つの可変ウェイトがソールに入った。標準では後方に9g、前方3g、ヒール3gだが、別売ウェイトを組み合わせることで弾道コントロールも意のままで、高初速ヘッドを活かすことができる。
モデルは440ccの丸型・超ハイバック形状の『TR20 440』が強弾道かつコントローラブルな1本で、460ccの『TR20 460』はフラットクラウンでセミシャローバック形状。こちらは高弾道・適正スピンでボールをつかまえる安心感のあるタイプで、いずれも純正シャフト「VIZARD TR20-50」装着モデルで85,000円+税となっている。
■FWやUT、アイアン2機種は現在開発中
ドライバーに続き、正式発表に至ったのは『TR20 V』アイアンと『TR20 P』アイアン(3月20日発売)のみ。その他のモデルに関しては「今回の3月発売モデルに加え、FW、UT、アイアン2機種は現在開発中で、順次展開予定です」とのこと。
『TR20 V』アイアンは、7Iのロフト32°の操作性と直進性を両立した本格軟鉄鍛造キャビティで5I〜10Iのスチールシャフト装着6本セットが132,000円+税〜。『TR20 P』アイアンは、7Iのロフト30°のやさしさとビッグキャリー性能を兼ね備えた鍛造ポケットキャビティで、6I〜11Iの6本セットがこちらも132,000円+税〜となっている。
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