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若林舞衣子の最新クラブセッティング 産後のスイング改造で力強さと精度がアップ!(No.155921) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

若林舞衣子は“ママになって優勝”を目指す(撮影:GettyImages)

2007年、19歳でプロテストに一発合格し、ツアー通算3勝を挙げている若林舞衣子。私生活では16年に結婚、19年4月に出産し、ママさんプロゴルファーとなった。18年の「ニトリレディス」を最後に産休制度の承認を受け、産休明けの今季は、シード選手としてシーズンに挑んでいる。「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」では、最終日に「64」と猛チャージを見せ、優勝した笹生優花に次いで2位タイに入った。今シーズン好調な若林のクラブセッティング見てみよう。

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今年の復帰に向けて、産後すぐに練習を始めた若林。産後のスイングやクラブセッティングに変化はなかったのだろうか? ヨネックスのツアー担当である大木敬氏に聞いてみた。

「練習を再開したのを機に、スイング改造を始めたと聞きました。元々は大きく曲がるフックボールを打っていたのですが、それをストレートボールに近づける取り組みをしたようです。その成果がNECの結果に結びついたのではないかと思っています」と大木氏はいう。

そこまでスイングが変われば、クラブにも影響があるのでは? 「アイアンは飛び系のEZONE GT(7番でロフト26度)から、EZONE CB 501 Forged(7番でロフト32度)に替わりました。以前もCB 501をテストしていましたが、そのときはちょっとボールの上がり切らず難しい感じがあった。今は高さも距離もGTのときと変わらないので、ビックリしています。スイング改造が上手くいっただけでなく、パワーも強くなったのでしょう。母強しです」と大木氏も驚く。

■半インチ長くした4本のUTがスコアメイクの生命線
もともと飛距離が出る選手ではない若林にとって、生命線となっているのが4本のユーティリティだ。大木氏は「ショートゲームもそうですが、ユーティリティは生命線ですね。コースセッティングが長くなってきていて、どうしてもユーティリティの距離が残りやすくなりました。対策として、4本ともシャフトを半インチほど長くしたのです。その結果、思った通りの飛距離と高さが出て、グリーンでボールを止められるようになりました」という。

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