【Ｆ１第15節｜試合結果＆順位】終了間際の大逆転劇“しながわの54秒”！立川は3連勝で3位浮上！

9月23日と24日、Ｆリーグディビジョン１第15節が各会場で開催された。

ダニエル・ホザの2ゴールで逆転勝利

23日、墨田区総合体育館にて、フウガドールすみだvsしながわシティの試合が行われた。

第14節終了時点で、勝ち点16で9位のすみだ、勝ち点13で10位のしながわと僅差で並ぶクラブ同士の対決は、すみだ・伊藤諄哉のＦリーグデビュー弾での幕開けから、しながわの逆転劇と見どころ満載の白熱した40分間となった。

試合開始から9秒、清水誠也によるフリーキックから、この日初出場となった伊藤がファー詰めで押し込みすみだが先制点をマーク。約3カ月前に同じホームアリーナでデビュー戦初得点を決めた羽生恒平に続き、今シーズンクラブで2人目の記念ゴールが生み出された。

相手のホームでリードを許し、しながわにとっては難しい展開となるが、13分、左アラの位置に入っていたカイオがすみだ陣内の高い位置でボールを奪うと、そのまま右足でネットを突き刺し、同点に追いつく。しかし直後に再び失点し、しながわの1点ビハインドで第1ピリオドを終えた。

追いかけるしながわは、34分、キックインからの折り返しを笠篤史が冷静に流し込み、2度目の同点弾を決める。その後も球際の強さとパワーのあるシュートでしながわが攻勢を強めると、迎えた39分、コーナーキックの流れから、カイオが相手を背負って反転でゴール前へパスを送り、これをダニエル・ホザが突き刺し逆転に成功。さらに、パワープレー返しでホザがダメ押しゴールを決め、4-2で試合は終了。タイムアップの笛と共に、しながわの選手から笑顔とガッツポーズが溢れた。この勝利に伴い、しながわは得失点差ですみだと順位を入れ替え、Ｆ１残留に向け貴重な勝ち点を積み上げた。

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新井裕生、ハットトリック！中村充も2得点

24日には、町田市立総合体育館で、立川アスレティックFCとエスポラーダ北海道が行われた。

普段とは異なるアリーナで開催された“ホーム戦”では、前節“絶対王者”を破った立川が、その好調ぶりを得点数で示してみせた。

試合開始から40秒、北海道のスピードに乗ったパス回しに翻弄された立川は先制点を許す。出鼻をくじかれた立川は、押し込まれながらも徐々にペースを掴み、5分、左サイドで前進した菅谷和寿からの折り返しを、中村充がしっかりと狙いを定めグラウンダーのシュートを放ち同点に追いつく。

さらに9分、北海道のロングフィードを皆本晃が胸でトラップし、そのまま敵陣まで持ち込みゴール前中央に斜めのパスを送ると、これを新井裕生がダイレクトで決めて勝ち越しに成功。さらに14分、敵陣左の深い位置から酒井遼太郎がマイナスのクロスを送り、走り込んできた新井がスライディングで押し込み、15分には菅谷とのワンツーでのコンビネーションから中村が追加点を決め、4-1で第1ピリオドを終えた。

波に乗った立川は、第2ピリオドもアグレッシブにゴール狙う。22分には、左サイドからのキックインを新井が左足で流し込み、26分にはカウンターから完山徹一がネットを揺らした。32分に1点を返された立川だが、最後は皆本のパワープレー返しでタイムアップ。リーグ戦3連勝を収め、Y.S.C.C.横浜を追い抜き、3位に浮上した。

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■試合結果

9月23日（土）

9月24日（日）

■順位表

■次節試合日程

10月13日（金）

10月14日（土）