【女子Ｆ第9節｜試合結果&順位】立川熱狂！1000人の観衆を前にホームで7発大勝！

9月2日と3日、アリーナ立川立飛にて、日本女子フットサルリーグ（女子Ｆリーグ）第9節の5試合が開催された。

藤田実桜がハットトリック

9月2日には、立川アスレティックFCと流経大メニーナ龍ケ崎が対戦した。

年に1度の立川のホームゲームは、男女共同開催の『青夏2023』としてスタンドを青く染めるべく、会場にて様々なイベントがが企画された。13:30からの女子Ｆリーグの試合には、フットサルの「Ｆ」にちなみ、9月15日に上映される『映画プリキュアオールスターズF』とのコラボが実現。プリキュアが来場しキックオフセレモニーやダンスショーを行い、会場を盛り立てた。

今季の女子Ｆリーグで最多動員となる1010人の観客が集まるなか、立川ボールでスタートした試合は、試合開始序盤からスコアが動く。

まずは2分、相手のキックインから立川がボールを奪うと、カウンターで黒本里紗がGKとの1対1を交わしてネットを揺らし、難なく先制点を決める。さらに4分、薬師愛美のシュートのこぼれ球を藤田実桜が右足で狙い、一度弾かれたボールを今度は左足で決め切り、リードを広げた。その後は試合が膠着し、15分にはセットプレーから失点。しかし19分、キックインからのマイナスのクロスを藤田がダイレクトで流し込むと、同分、右サイドからの折り返しを薬師が決め、4-1で試合を折り返した。

第2ピリオドも優勢を保つ立川は、24分、ピヴォの位置に入った中島詩織からの落としを藤田が突き刺し、ハットトリックをマーク。続けて25分、GKからのロングスローを収めた薬師が、個人技で相手ディフェンスを翻弄しゴール前まで持ち込んで6点目を決めると、最後は坂本弥優がパワープレー返しでダメ押しの1点を追加し、7-1で試合は終了。16:00から行われた男子の試合も6-1で立川が勝利し、男女揃ってのアベック勝利を飾った。

チームを救う、斉下遼音の2ゴール

9月3日には、SWHレディース西宮とアニージャ湘南が対戦した。

8月30日からのフットサル日本代表活動への招集に伴い、1stセットを構成する4人のメンバーが不在となった西宮が、大一番の試合でチームの真価を見せつけた。

前線からのプレスを仕掛ける西宮だが、カウンターやセットプレーから相手にチャンスをつくられる。すると6分、左サイドからの強烈な一撃で先制点を許すと、わずか30秒後に再び中央からミドルシュートを決められ、出鼻を挫かれる。

しかし10分、ボールを奪った三津山美有が相手のスライディングをかわし、まずは左足でシュート。GKにブロックされるも、再びこぼれ球拾った三津山が、今度は右足でニアサイドの隅を打ち抜き1点を返す。さらに13分、右サイドからの折り返しから斉下遼音が反転シュートを放つと、相手GKのセーブからこぼれたボールはそのままゴールに吸い込まれ、2-2で第1ピリオドを終えた。

続く第2ピリオドも、先に湘南にペースを握られ苦しむ西宮だが、25分、左サイドをかけ上がった淺井智恵が3点目を奪い、勝ち越しに成功。試合の流れは西宮に傾き、湘南は防戦状態に。3-2のまま試合は終盤に差し掛かり、残り25秒で斉下遼音がパワープレー返しで勝利を決定づけ、4-2で西宮が勝利を収めた。

この結果に伴い、西宮の上位リーグ進出が確定。代表メンバー不在のピンチを乗り越え、次節はホームゲームを戦う。

■試合結果

9月2日（土）

9月3日（日）

■順位表

■次節試合日程

9月16日（土）

9月17日（日）

9月18日（月）