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【アジアカップ|速報レポート】日本代表、初戦でまさかの黒星……。先制しながらもサウジアラビアに逆転負け

8年ぶりアジア王座奪還へ──。日本代表は28日、クウェートで行われているAFCフットサルアジアカップのグループステージ第1節・サウジアラビア戦に臨んだ。

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## 第1ピリオド、早々に先制しながらも逆転される

大事な大会初戦のスターティングメンバーは、GK黒本ギレルメ、FPオリベイラ・アルトゥール、吉川智貴、クレパウジ・ヴィニシウス、平田・ネト・アントニオ・マサノリの5人。

試合は第1ピリオド3分に動いた。敵陣の左サイドで吉川智貴がボールを奪うと、抜け出したヴィニシウスが前方へと持ち上がり、相手に体を寄せながらも左足でシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。

幸先良く先制したことで勢いに乗る日本は8分、ゴール前のこぼれ球にアルトゥールが反応して左足を振り抜く。このミドルシュートはポストをたたいたものの、追加点のにおいを醸し出していた。

しかし11分、サウジアラビアのGKフムードが持ち上がって攻撃に参加すると、左奥→中央へとつないで、ナーセルが強烈なシュートを決められ、日本は同点に追いつかれてしまう。さらに16分、またしてもGKフムードがゴール前のナッセンヘパスを通すと、ダイレクトでゴールに流し込まれ、日本は逆転を許してしまった。

スコアをふりだしに戻そうと猛攻を仕掛けた日本だったが、追加点を奪えず第1ピリオドが終了した。

猛攻を仕掛けながらも追加点を奪えず

1-2で迎えた第2ピリオド、日本はGKに黒本、FPはアルトゥール、平田、吉川、水谷颯真の5人がスタートとしてピッチに立った。

27分、サウジアラビアがGKにバックパスをしたとして、日本が相手ゴール前で間接FKを獲得。アルトゥールのパスを右奥の水谷がシュートで合わせたが、これは相手のブロックに防がれ、得点とならなかった。

その後、猛攻を続ける日本だがゴールが決まらず時間がどんどん経過。35分には右サイドの石田健太郎の折り返しを上村充哉がゴール前で合わせたが、この日何度もファインセーブを続けるフムードに得点を許してもらえない。

日本は、残り5分を切るとパワープレーを開始。アルトゥールをGKに、吉川、水谷、平田、ヴィニシウスの5人がリスクを冒してゴールを狙いにいく。

残り53秒には吉川に代わってピッチに立った清水が底辺の位置から低いミドルシュートをゴール左下に放ったが、これもフムードに弾かれてしまう。

日本は最後までゴールに迫り続けたが、試合終了。大事なグループリーグの初戦を1-2で落としてしまった。

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