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【日本代表/国内合宿取材】42歳で新生・木暮ジャパン初招集のイゴール。「ずっと代表のことを考えて頑張り続けてきた」

フットサル日本代表は、5日から高円宮記念JFA夢フィールドでトレーニングキャンプを実施。15日と18日に行われるブラジル代表との国際親善試合へ向けて調整している。

昨年のFIFAフットサルワールドカップ終了後、木暮賢一郎監督の元、新たなスタートを切った日本代表は若い選手が多く呼ばれるようになった。そんななかで、今シーズンからバルドラール浦安でプレーしている42歳のピレス・イゴールが“木暮ジャパン”初選出となった。

今回のトレーニングキャンプでは、浦安とのトレーニングマッチも組まれている。その試合や祖国ブラジルとW杯ぶりに日本国内で戦うことに関して、どんな思いを抱いてるのだろうか。5日、練習初日を終えたイゴールが取材に応じた。

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今回のブラジル戦はファンや家族の目の前でプレーできる

──木暮ジャパンが発足して、初の代表選出となりました。選ばれたときはどんな気持ちでしたか?

以前、インタビューでも話しましたが、「次のW杯までプレーしたい」と思っていたので、代表にまた呼んでもらえてうれしい限りです。浦安に入団して、監督やスタッフのサポートで、いいプレーをすることができていました。代表に入れるか、入れないかは分からなかったですけど、ずっと代表のことを考えて頑張り続けていました。

──浦安に加入してからのパフォーマンスは自分自身でどのように感じていますか?

パフォーマンスはいいと思いますけど、もっと良くなると思っています。もっと判断早くプレーできますし、もっとミスを少なくすることもできる。入団して5カ月も経ってないので、さらにフィットしていけると思います。

──ここ数シーズンの浦安は、下の順位に沈んでしまっていましたが、今は暫定2位につけています。自分自身が加わった影響も大きいのでは?

僕はそうは思わないです。戦術や選手のポテンシャルが元々すごく高く、町田にいたときから浦安はすごくいいチームだと思っていました。僕は自分の経験を伝えていて、それがつながっているのか分からないですけど、全員で成長できていると思います。

──浦安から石田健太郎、長坂拓海の3人で代表に選ばれましたが、これはイゴール選手にとってもうれしいことですか?

もちろん、うれしいです。毎日一緒にがんばっている2人ですし、チームにとってもいいことだと思います。代表のユニフォームを着て3人で一緒にプレーしたいですね。

──浦安とのトレーニングマッチも控えています。所属チームとの試合へ向けてはいかがですか?

おもしろい試合になると思います。相手も負けたくないはずですけど、代表選手として負けたくないですね。成長するためには雰囲気が大切で、みんなが100パーセントを出していい試合をできれば、少しずつ良くなっていくと思います。

──そして、ブラジル代表との親善試合も控えています。W杯でも戦った相手ですが、日本で戦うことに関してどんな気持ちでしょうか?

僕はブラジルから日本に来て、帰化して、ブラジル代表とW杯で戦った試合は忘れられない試合になりました。今回は日本で、ファンや家族の目の前でプレーできるので、よりスペシャルな試合になると思います。全員の力を合わせて勝ちにいきたいですね。世界に日本のフットサルがいいチームだということを示したいです。2試合ありますが全身全霊、頑張りたいです。

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