
「NBA」サンズで出場機会激減の渡邊雄太が古巣グリズリーズにトレード!プレー機会増加に期待
渡邊雄太(写真:AP/アフロ)
2月9日(日本時間)、NBAサンズに所属していた渡邊雄太(29)がグリズリーズにトレード移籍することになった。
グリズリーズは渡邊雄太にとっては古巣となり、出場時間増加が期待できる。
このトレードを受けて渡邊は「これだから人生って楽しい」とX(旧Twitter)を更新している。
グリズリーズは6連敗中でウェスタン・カンファレンス13位
トレード期限ギリギリで渡邊雄太のトレードが成立した。
渡邊にとってこのトレードはNBA選手としての寿命を延ばすものとなるかもしれない。
所属していたサンズはプレーオフ争いをする強豪チームであり、今季はなかなか出場機会が巡ってこなかった。
しかし、グリズリーズは18勝33敗でウェスタン・カンファレンス13位に沈むチームとなる。
今季はジャ・モラントが右肩負傷、マーカス・スマートも右手薬指負傷で戦力的にも厳しい時間を過ごしている。
渡邊雄太の出場時間増加に期待
サンズからグリズリーズへのトレードはチームとして考えれば格下げとなるが、渡邊にとってはチャンスとなる可能性が高い。
グリズリーズにはSFに平均35分出場しているOG・アヌノビーがいるが、平均得点は15.6点、リバウンドが4.6、3P成功率39.1%、FG成功率51.6%と絶対的なエースとはいえない。
渡邊はサンズでは出場機会に恵まれなかったが、ネッツ時代には3P成功率44%、FG成功率49.1%と高い数字を残している。
スターターとして出場する可能性は低いが、サンズ時代よりも確実にプレーする機会は増えるはずだ。
2月4日に行われたウィザーズ戦では、短い出場時間ながら3Pを含む7得点2スティールと結果を出している。
コンディションも良いため、シーズン終盤ではあるが今後に期待ができる。
「NBA選手としての終わりが近づいてきている」と漏らしたこともある渡邊。
しかし、今回のトレードでNBA選手としての寿命は延びたといえる。
渡邊雄太はまだまだ日本のバスケットボールファンに夢を与えてくれそうだ。
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