富樫勇樹, 渡邊雄太, 八村塁(写真:アフロスポーツ)

日本のバスケットボール人気を大きく左右するパリオリンピック。強化試合敗戦も本番に期待!

富樫勇樹, 渡邊雄太, 八村塁(写真:アフロスポーツ)
バスケットボール男子日本代表は、パリオリンピック前最後となる強化試合を行った。

世界ランキング4位の強豪であるセルビア代表と対戦し、健闘したものの100-119で敗れた。

バスケットボール女子日本代表も同日に世界ランキング6位のベルギー代表と対戦し、65-75で敗れた。

19日には世界ランキング7位のフランス代表にも敗れており、暗雲が漂う。

日本国内のバスケットボール人気に影響を及ぼす大会だけに結果を出したい日本代表

BリーグやWリーグがここ数年盛り上がりを見せており、八村塁や渡邊雄太、河村勇輝、富永啓生などスター選手も出てきた日本バスケ界だが、このパリオリンピックは日本国内でのバスケ人気を大きく左右する大会となる可能性が高い。

バスケ男子日本代表は、48年ぶりとなる自力でのオリンピックの切符を掴み取ったが、本番でもベスト8という高い目標を掲げている。

女子バスケ日本代表は東京オリンピックに続きメダル獲得を目指している。

もしも男子日本代表が強豪国を相手に番狂わせを演じベスト8進出を実現させ、女子日本代表が再びメダルを獲得したならば、日本国内でのバスケットボールの人気はサッカーや野球にグッと近づくはずだ。

強化試合は共に敗戦もパリオリンピック本番に期待

男子日本代表においては、世界と戦える舞台に立てるというだけで大きな一歩であるのは間違いない。

強化試合はドイツ代表とセルビア代表に完敗したものの、どちらの国も世界トップクラスの実力を持つだけに、悲観する必要はない。

絶望を感じるほどの大差をつけられたわけではないため、本番では戦い方がハマれば番狂わせを実現できる可能性もあるはずだ。

女子日本代表においても、パリオリンピック本番でも戦うベルギー代表に敗れたことで不安は生じたものの、実力的に劣っているわけではない。

ベルギー代表との強化試合では、立ち上がりで0-11になるなど試合の入り方をミスしてしまっている。

本番で試合の入り方を修正すれば、勝利につなげられるはずだ。

バスケ男子日本代表とバスケ女子日本代表は果たしてパリオリンピックで結果を出し国内での競技人気に繋げることができるのか。

その熱い戦いに注目しよう。

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