ニコラ・ヨキッチ(写真:AP/アフロ)

「NBAプレイオフ」サンダーが接戦制しナゲッツに勝利!2勝2敗と激熱展開に

ニコラ・ヨキッチ(写真:AP/アフロ)
5月12日、NBAカンファレンスセミファイナル第4戦、「デンバー・ナゲッツ対オクラホマシティ・サンダー」の一戦が行われ、87-92でサンダーが勝利した。

サンダーはこの勝利で対戦成績を2勝2敗の五分に戻すことに成功した。

ヨキッチは27得点もタッチ不調でチームを勝利に導けず

ナゲッツのエースであるニコラ・ヨキッチとサンダーのエースであるシェイ・ギルジャス・アレキサンダーどちらがチームを勝利に導くことができるのか。

そうした見方の強かったこの対決だが、この試合では共にタッチが不調でロースコアゲームとなった。

ニコラ・ヨキッチ 27得点、FG成功率33.3%(21本中7本成功)、FT14本中11本成功、3ポイント成功率28.6%(7本中2本成功)、13リバウンド

シェイ・ギルジャス・アレキサンダー 25得点 FG成功率42.1%(19本中8本成功)、FT12本中9本成功、3ポイント成功率0%(5本中0本成功)、6リバウンド、6アシスト

特筆すべきはフリースローの回数だろう。

ヨキッチは14本、シェイ・ギルジャス・アレキサンダーは12本と両者ともかなり多く、カンファレンスセミファイナルゆえのエースへの激しいディフェンスが実行されたことを証明している。

戦力は互角、ホームでの試合数が多いサンダーがやや有利か

両チームともヨキッチとシェイ・ギルジャス・アレキサンダーというエースがおり、高いディフェンス力を有していることからも、残りの試合も接戦となることが予想できる。

第5戦はサンダーのホーム、第6戦はナゲッツのホーム、第7戦はサンダーのホームで行われることから、ホームでの試合数が多いサンダーがやや有利であるといえるかもしれない。

しかし、若い選手の多いサンダーに対してナゲッツはヨキッチ30歳、アーロン・ゴードン29歳、ジャマール・マレー28歳、ラッセル・ウェストブルック36歳と経験で上回っている。

第5戦はアウェーでの試合となるが、第1クォーターで勢いをつけさせなければ、十分に勝利する可能性もあるといえるだろう。

果たして接戦の行方はどのような結末となるのか、第5戦も注目だ。

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