ルカ・ドンチッチ(写真:AP/アフロ)

レイカーズがいよいよ完成形に!オフェンスの要ドンチッチと守備の要八村塁に加えセカンドユニットも好調

ルカ・ドンチッチ(写真:AP/アフロ)
熾烈を極めるNBAのウェスタン・カンファレンスだが、ロサンゼルス・レイカーズが混戦から抜け出しそうな勢いだ。

4月9日(日本時間)に行われるサンダーとの試合に勝利することになれば、3位フィニッシュの可能性も高まる。

レイカーズはレギュラーシーズン終盤でいよいよ完成形へ

ルカ・ドンチッチのトレードによる加入によって一気に注目度の高まったレイカーズだが、怪我人続出の危機を乗り越えいよいよチームとして完成形に近づいている。

ルカ・ドンチッチやレブロン・ジェームズ、オースティン・リーブス、八村塁といった主力の個の力は凄まじいが、試合を重ね連携力が上がったことでボールが良く動くようになり、チームとしてのオフェンス力は確実にUPした。

さらにはセカンドユニットの活躍も目覚ましい。

ゲイブ・ビンセントやドリアン・フィニー・スミス、ダルトン・コネクトといった伏兵たちが要所で活躍しており、まさに隙のないチームへと進化している。

敵チームのディフェンス能力の高い選手がドンチッチやレブロンをケアするわけだが、レイカーズにはオースティン・リーブスという20得点以上取れる選手もいるため、そのオフェンスを完全に防ぐのは難しい。

リーブスが不調であっても、八村が代わりにスコアラーになることもでき、伏兵たちも爆発力を持ち合わせている。

ビッグセンター不在というウィークポイントはあるものの、八村のスモールセンターが機能しているため、大きな問題点とはならないだろう。

ただし八村自体は怪我を抱えながらプレーしている状況ゆえに、ハイレベルで激しいプレーオフを戦い抜けるかは不安要素となる。

そういった意味では、純正のセンターであるジャクソン・ヘイズのプレーがカギを握るかもしれない。

4月7日には勝率8割を超えすでにウェスタン首位を確定させているサンダーを下した。

4月9日も同じくサンダーとの試合となるが、ここで勝利できればレギュラーシーズン3位確保の可能性もかなり高まるはずだ。

そしてシーズン終盤でサンダーに連勝しておくことは、NBAファイナルを見据えれば苦手意識を植え付けることに繋がるため非常に価値があるといえる。

果たしてレイカーズは9日のサンダー戦を勝利し最高の状態でプレーオフに進むことができるのか、注目だ。

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