ルカ・ドンチッチ、レブロン・ジェームズ(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

「NBA」ウェスタン・カンファレンス2位争いはレイカーズとナゲッツの一騎打ちか

ルカ・ドンチッチ、レブロン・ジェームズ(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
3月7日(日本時間)、NBA「レイカーズ対ニックス」の一戦が行われる。

現在7連勝中でウェスタン・カンファレンス2位まで順位を上げているレイカーズだが、プレーオフを考えればこのまま連勝数を伸ばしていきたいところだ。

ウェスタン2位はナゲッツとの一騎打ちか、八村&リーブスの復帰がカギに

NBAのプレーオフはレギュラーシーズンのカンファレンス順位が大きく影響する。

カンファレンス1位でレギュラーシーズンを終えれば8位のチームとの対戦となり、2位となれば7位のチームとの対戦となる。

さらにレギュラーシーズンの成績が良いチームが7試合中4試合ホームで試合を行えるため、いかに1位に近い順位でシーズンを終えるかがNBAチャンピオンを目指すうえでは重要となるわけだ。

レイカーズの現在の順位はウェスタン・カンファレンス2位だが、この順位のままシーズンを終えれば、かなり有利な状況でプレーオフを戦えるわけだ。

ウェスタンではサンダーが51勝11敗(勝率.823)という驚異的な戦績で1位を独走しているため、さすがにここから1位に浮上することはほぼ不可能だ。

そのためレイカーズは2位争いを制することに集中することになる。

39勝21敗の勝率.650の2位レイカーズだが、3位のナゲッツも40勝22敗の勝率.645と勝率ではほぼ変わらない。(ちなみに4位のグリズリーズも38勝24敗勝率.613と2位を狙える順位となっている)

現在レイカーズは7連勝中だが、八村塁とオースティン・リーブスが負傷により離脱しておりレブロン・ジェームズとルカ・ドンチッチの負担が増している。

大型新人のダルトン・コネクトやジャクソン・ヘイズといった選手たちが踏ん張ってくれてはいるが、ナゲッツとの2位争いを制するにはやはり八村とリーブスの力が必要だといえるだろう。

ちなみにNBAのプレーオフは16チームで行われるが、各カンファレンス7位~10位の4チームによって「プレーイントーナメント」が行われる。

このトーナメントでプレーオフに出場する7位と8位を決定するわけだ。

今シーズンのプレーインは4月15日~18日の期間に行われる。

プレーオフ本戦が4月19日に行われることを踏まえれば、いかにタイトなスケジュールなのかがわかる。

レイカーズは昨シーズンこのプレーインに参戦し、見事プレーオフへの切符を勝ち取っている。(プレーオフ1回戦でナゲッツに敗れている)

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